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設定は「特別室」。スタジオには、これぞ「特別室」という雰囲気の部屋が設えてある(どこの?何の?特別室なのかは不明)。客席からのリクエストで、鶴瓶の衣装は「白のジャケットにスラックス」と決定。「サラームのダンスを見に行く」と「佐々木ゆう(客席の女の子の名前から)」を、今から演じる即興の中に盛り込むというリクエストも受け、スジナシドラマスタート!緊迫ムードの中、特別室の大きな扉を開けて入って来た佐々木は作業服の出で立ちで「来てくれたんや..」と。だが、すかさず「時間ないねん」と何やらパニック状態。「今日は俺はなあ、サラームのダンス見に行くとこやったんや..。」と早々とリクエストをクリアする鶴瓶(『ここで言っておかないと後でどうなるかわからなかったから。』と言う事らしい)。「お前な!急に電話して来て..いつもパニックや」「まあまあ、俺はいつもそうやねん。それは先生が一番知ってるやん。」と、鶴瓶が佐々木の恩師であったことになる。しかし何故ここに来たのか、佐々木は何故パニック状態なのか?「ゆうの事やろ、佐々木ゆうの・・」と、もうひとつのキーワードを出す鶴瓶。佐々木は『ゆう』と結婚を前提としたつき合いをする為の親同士の顔合わせを、この特別室でしなければならなくなったという。『ゆう』はいわく付きの魔性の女。更に佐々木には現在『ミキ』という彼女が存在しているらしい。板挟み状態になった佐々木が鶴瓶に同席を頼んだという展開に・・「どうしたらええんやろ?!」とまるっきり恩師である鶴瓶に頼りっきり状態の佐々木。「しかもミキは妊娠してるんやろ」と、追い討ちを掛け、佐々木を更に苦境に立たせる鶴瓶。パニック×2状態の佐々木はボルテージ上昇!!「なあ!先生。俺どないしたらええんや!!なあ!!」と大絶叫で鶴瓶につかみかかっていく・・かと思えば「俺、ゆうに言(ゆ)うわ!?」駄洒落も飛び出し自由自在。しかし、ストーリーは膠着状態の気配・・鶴瓶が展開を探して考え込む様子を見た佐々木は、それが何かを隠している不審な様子と受け取って鶴瓶に質問を重ねる。こうなると一旦整理の時間が欲しい鶴瓶は「お前その格好はあかんやろ!着替えてこい。」と佐々木を部屋から出して状況整理に当たる事に。一人になった鶴瓶は部屋の電話へ。なんとその電話で「ミキ、お前のためにこの結婚の話は俺が潰す..。そやけどそのお腹の子供は俺の子やって絶対に知られたらあかんで...。」とこの後のストーリー展開と落とし所を作ったのだ。突然の強制着替えをなんとか終え、佐々木が戻った。二人は『ゆう』とその両親に、『ミキ』の存在と妊娠のことを話して結婚できないことを正直に話すことになったのである。