今までの公演

#36 大鶴義丹

台本も打ち合わせもなく、笑福亭鶴瓶とゲストが約10分間の即興ドラマを繰り広げるスジナシ。

今回のゲストは大鶴義丹。俳優でもあり、監督でもあり、作家でもあり、そしてタレントのマルシアの夫でもある彼がどんなドラマを作りあげるのか・・・。

二人が挑む即興ドラマの設定は「山小屋の男2人」。それ以外、なにも決まっていない。 セットの山小屋には、たき火の周りに丸太のいす、薪、食料や水筒が置かれている。衣裳は、二人とも登山服である。この二人は誰なのか?どこの山小屋なのか?なぜ二人はそこにいるのか?芝居の中の台詞で決まっていくのである。これらを、どちらがどのように作りあげるかに注目されたが、スタート直後、意外にあっさりと大鶴が決め、ドラマををリードしていった。大鶴の口からでたのは「部長」。ふたりは上司と部下で、部下の大鶴が山登りに誘い出したという展開で、ドラマは進んだ。・・・が、しかし二人はただの「上司」と「部下」ではなかった。大鶴が勝手に作りあげるストーリーに鶴瓶もビックリ。大鶴は、鶴瓶の「スゴイ写真」を持っているという。その写真には、いったい何が写っているのか?

大鶴のペースで進むかと思われたドラマにも意外な落とし穴があった。それは、大鶴の弱点によるものだった。芝居の大事な節目ごとに、吹き出してしまったのである。

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