今までの公演
#331 | 山本浩司「教師失格」 |
今回のゲストは山本浩司さん。鶴瓶さんが惚れ込んで、自らオファーしたらしい。これは本当に珍しいこと。そんな山本さんを呼び込むと・・・かなり緊張されている様子。どんなドラマが出来上がるのか。両者板付きでスタート。
山本はストーブで暖を取っている。スーツ姿で職員室にいるところを見ると、教師であろうか。すると鶴瓶は「先生!!さっきから聞いてるじゃないですか。酒井順子の件ですよ!!」と叫ぶ。山本は「お父さんの気持ちはよく分かります。私も困ってるんですよ」と冷静に言う。鶴瓶は保護者のようだ。
鶴瓶は「もう5ヶ月ですよ!!うちの息子が悪いのかも知れませんけど!!」と大声で言う。全く落ち着きがない。どうやら酒井順子は妊娠してしまったらしく、その相手が鶴瓶の息子であるようだ。山本は保健体育の先生で、それなりの授業はしてきたと主張している。鶴瓶の息子は「知らない」と言っているが、酒井順子には産ませる方針で話が進んでいるという。それを聞いた鶴瓶は焦る。鶴瓶は「DNA鑑定してくださいよ!!うちの息子は童貞ですよ!!」と叫ぶが、山本は「ど、どうていのわけ・・・な、ないじゃなですか!!あんなにチャラチャラして!!」と噛みながら反論。息子のことを悪く言われ、気を悪くした鶴瓶は更に抗議を続ける。
実は山本には噂があった。それは『女子生徒と良からぬ関係を持っていること』だ。鶴瓶はその噂を山本にぶつけるが、山本は「この顔ですよ?そんな訳ないじゃないですか!!い、一度だって手を出したことな、ないですよ」と全面否定。まさかの2度目の噛みに鶴瓶は笑いそうになるが、なんとか耐える。すると鶴瓶は最後の手段に出る。
実は鶴瓶は、噂が本当かどうかを確かめる為に山本を盗聴していた。そのことを明らかにすると、山本は「聞かれてましたか・・・」と急に落ち着いた口調になる。まるで全てを白状しようとする犯人である。続けて山本は「一度だけ、彼女と関係を持ったことがあります・・・」と告白する。落ち着いた様子の山本とは対照的に、鶴瓶は心中穏やかではない。怒りをあらわにし、山本に迫り寄る。逃げる山本だが、鶴瓶は「コノヤロー!!」と叫びビンタ。山本もようやく事の重大さを理解し、焦り始める。山本は「全部僕が悪いんです」と今にも泣き出しそう。しかし、鶴瓶は息子になすりつけようとされたのだ。当然怒りは収まらない。
鶴瓶は「一筆書け!!酒井順子の父親は私だって書け!!」と怒鳴る。山本は椅子に座り、ペンを持たされている。山本は「うわ・・・うわ・・・書きたくないよー!!」と泣き出しそう。情けない姿をさらす山本であったが「書けって言ってるんだよ!!」と鶴瓶の怒りは最高潮。山本は遂に書かされてしまう。鶴瓶はその紙を持って部屋を出て行こうとするが、山本は気が気でない。このことが公になれば、山本が職を追われることは明らかだ。山本は「出来るだけこのことは穏便に済ませていただけるように・・・」と頼みこむが、鶴瓶にとって山本のことなど関係ない。鶴瓶が部屋から立ち去ろうとすると、山本は跪き「私の人生をメ、メチャクチャにしないで$♪×¥●&%#?!」と大事なところで噛んでしまった。これには思わず、鶴瓶も「噛み噛みやないか!!」とつっこみ出て行く。ここで中井さんのOKコール。
緊張からか、山本さんは大事なところで噛んでしまった。中井さんはタイトル付けの際に「噛み噛み先生?」と冗談で口にしたが、鶴瓶さんは「それはさすがにダメですよ!!」とスタジオを笑いに包んだ。