今までの公演

#239

村上ショージ

今回のゲストは村上ショージさん。ご本人も出演を強く希望しており、鶴瓶さんも楽しみにしている様子。「演技」というイメージはほとんどないのだが、果たして・・・。

設定は「専務室」。スタジオには重厚感のある専務室が作られた。

村上板付き、鶴瓶フレームインで始まった。村上は専務の椅子に座った。ここの専務になると決めたようだ。そうとは知らず入ってくる鶴瓶。するといきなり村上が鶴瓶を怒鳴りつける展開となった。予想外?の真剣芝居モードである。しかしその台詞は「なんで来ませんでしたって?」どういう状況なのだろうか?鶴瓶のリアクションも「は?」とわけが分かっていない様子。どうやら鶴瓶は「何か」に「来なかった」ようだ。状況の飲み込めない鶴瓶は「最初から行く気が無かった」と言う。すると村上の口からその「何か」が語られる。それは「部下の葬式」だった。

鶴瓶が葬式に行かなかった理由・・・。それを村上が展開する。鶴瓶の部下は自殺で亡くなったのだが、村上曰く、鶴瓶がその自殺に一枚噛んでいるというのだ。その証拠として、手帳を鶴瓶の前に叩きつけた。さすがの展開に鶴瓶は笑いを堪えることが出来ず、俯いてしまった。ピンチ。そこを執拗に攻め込む村上。鶴瓶を悪人に仕立てようとする村上。

しかし鶴瓶が反撃に出る。鶴瓶は村上の裏の顔を知っていることをちらつかせる。すると、その作戦に乗るかのように、少しうろたえる村上。そして決定的な一言を村上に浴びせる「土田(亡くなった部下)の嫁とできてたやろ」核心を突かれたのか「なんぼ欲しいねん」とあっさり正体をばらす村上。しかし鶴瓶が欲しいのは「金」でも「出世」でもなく、「詫び」。こうなると主導権は完全に鶴瓶のもの。

当然その謝り方も想像を絶するものだった。それは・・・

死んだ土田のために、土田の好きだった「あのギャク」で謝ってほしいのだと言う。

突然の無茶振りに村上の頭はフル回転。そして村上は渾身の一発ギャクを披露した。

「靴を帽子代わりにしまして、クツクツボーシ・・クツクツボーシ・・」

大満足の鶴瓶は調子に乗ってもう一つとリクエスト。

変身ポーズをとりながら「へんーーーーーーたい!おとうちゃんやめてあげて!!」

さらに大満足の鶴瓶であった。

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