今までの公演

#300 清水ミチコ 「お手上げ!?」

今回のゲストは清水ミチコさん。鶴瓶さんとは長い付き合いらしく、鶴瓶さんは「メチャクチャにされそうで怖い」と言いつつ、顔はとても嬉しそう。清水さんが入ってくると、とても楽しそうに会話をしている。お互いのことを良く知っているお二人の即興ドラマに期待だ。

スタート状況は両者板付き。清水は占い師の席に座り、鶴瓶はカバンを持って立っている。鶴瓶は「私の言った事をパクッて、次のお客さんにそのまま言ってるじゃないですか!!」と怒っている。どうやら二人とも占い師のようだ。清水が「偶然ですよ。どうしてそんなに焦るんですか?」と冷静に対処すると、鶴瓶は笑いそうになるが必死に耐える。鶴瓶は「偶然な訳ないでしょう!!」と全く引き下がらないが、清水は持っていた占いカードを鶴瓶に向け「偶然なんですよ!!」と言う。カードには『DEVIL』という文字と悪魔の絵が描かれている。鶴瓶はここでも笑いそうになるが、なんとか耐える。

清水は「私は16代目、春日御田麻呂の子孫である」と言い、占いについて語りだす。占いとは親切心で見るもので、それがないとお客さんが減ってしまうという。それを聞いた鶴瓶は、対抗しようと「いいですか。私は高島家の14代です」と言うと、清水は「それ嘘です」とあっさり否定。瞬時に否定された鶴瓶は、またしても笑いそうになるが、ここも我慢。ここまでは完全に清水の独壇場だ。

すると清水は、鶴瓶の後ろを見ながら話し出す。清水は「アナタのお母さんの霊が怒ってますよ。カバンに入っているお金を返しなさい!!」と言う。鶴瓶の持っているカバンの中身はお金だ。どうやら人から騙し取ったお金らしい。鶴瓶は、清水の言っていることを全く信じず「何でそんなこと分かるんですか!!じゃあ僕のお母さんの名前言ってくださいよ!!」と言う。清水が「ミツコさんです!!」と答えると、鶴瓶は黙り込んでしまう。どうやら清水は本当に守護霊が見え、会話しているようだ。実は、清水は凄腕の占い師だという。しかし、鶴瓶はまだ信用していない。清水は「カバンを返しなさい!!このままだと、本当に大変なことになりますよ!!」と警告すると、頭を抱え「うー。うー。うー。」と、いきなり唸りだす。それを見た鶴瓶は、笑いを堪えることに必死だ。

その瞬間、清水は顔を上げ鶴瓶の後ろに居る霊達と話し出す。後ろに居る守護霊は鶴瓶のおじさん、お母さん、そして愛犬のペルだ。清水が霊たちと話している内容を聞き、鶴瓶は「ペルの事も知ってる・・・誰にも話したことないのに。アナタのこと胡散臭い人だと思ってました」と徐々に信じ込んでいく。

清水は鶴瓶のカバンを持つと「私はこのお金を神社に寄付しに行きます」と持ち去ろうとする。それを見た鶴瓶の様子が一変。何かに取り憑かれたかのようにカバンを奪い返そうとする。お金への執着心で無意識に体が動いているのであろうか。すると清水にまじないをかけられ、鶴瓶はその場で踊りだす。ここで中井さんのOKコール。

中井さんからOKコールがかかると、鶴瓶さんは「こいつ!!バカにしやがって!!」ととても悔しそう。プレビュートーク中は常に笑いが耐えなかったが、鶴瓶さんは、終始清水さんの手の平で踊らされていた。清水さんが「本当に思い通りに動いて下さるんですね」と言うと、鶴瓶さんは「やかましいわ!!また年内にもう一回来てもらおう!!」と叫んだ。清水さんに手玉に取られ、何度も笑いそうになったことが本当に悔しかったのであろう。鶴瓶さんは、年内での清水さんへのリベンジを誓った。

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