今までの公演

#253

白川由美 「鶴亀鶴亀」

今回のスジナシは唯一無二、2度とお目にかかれないようなオンリーワンのスジナシが完成した。ゲストは大女優、白川由美さん。実は鶴瓶さんとは20年ほど前にTVドラマの親子役で共演して以来、公私ともに大の仲良しである。しかしその素顔は、普段テレビを通して見る大女優ぶりとは180度逆で、鶴瓶さん曰く「しらかワールド」という独特の世界を持つ天然の大女優だったのだ。設定は「社長室」。スタジオには重厚感たっぷりの社長室が作られた。

開始早々「しらかワールド」が大暴走。鶴瓶さんの反応を見ることなく、自らの設定を語り始め、物語の大枠を決めてしまう。
白川の設定(結構大胆な)・・・
・白川は女社長。
・鶴瓶とは幼馴染。
・鶴瓶の名前は「鶴田鶴八」通称「つるんぱ」。
・自分の名前は「亀田亀子」通称「かめかめ」。
・小さいときにはお互いがコンビで「つるかめつるかめ」と呼ばれていた。
 ⇒あまりの強引な展開に覚えてないと、一旦は否定する鶴瓶だったが、白川も一歩も引かないので、鶴瓶も白川の作戦の乗ることにした。

白川の作戦・・・
(1)社長付きのマッサージ師に仕立て上げる。
⇒この大胆な設定に付いていく鶴瓶。しかし少し肩を触っただけで「痛い」叫び、「いやらしい」と罵る自由自在に振舞う白川に終始やられっぱなしの様子。
(2)社長専用のダンス指導員にさせられる。
⇒何故だか事前に用意されていたラジカセに「マンボ№5」などの曲が仕込まれており、(勿論白川さんがこっそりセットに持ち込んだんですが)鶴瓶さんに踊りの指導をさせる。踊り始めれると「腹がくっ付いてイヤラシイ」と言い、鶴瓶さんの股間に変なマッサージ器を挿入するなど、ここでも自由自在の振る舞い。

その中で何度もストーリーを構築しようとするが、そのたびに「しらかワールド」の暴走を止めることが出来ず、ドラマは終盤へ。
2人は昔からお互いを異性として意識していた、という唐突な展開をみせ、鶴瓶は大胆にプロポーズをする。鶴瓶もあらかじめ小道具の指輪をポケットにしのばせており、その指輪を使っての意表を突く大胆な作戦に出た。これは鶴瓶のファインプレー。
OKです。

収録後「そやからこんな人呼んだらあかんゆうたねん」と満面の笑みで語る鶴瓶さんでした。

とってもお茶目で、とっても愉快な大女優、白川由美さんに一同絶賛。

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