スジナシはじめての生放送のゲストは、柳沢慎吾さん。設定は「海の家」である。午後3時54分、昔ながらの海の家が作られたスタジオに鶴瓶がお客様の拍手に迎えられて登場。続いて紹介されて元気良く現れた生スジナシゲスト、柳沢慎吾。スタジオは熱気に包まれ一気に真夏の雰囲気である。いよいよドラマがスタートする。柳沢は板付きを希望したので鶴瓶が入ってくることになった。スタートと同時にハイテンションの柳沢がシリアスな表情に一変した。鶴瓶は裏口から段ボールの空き箱を持って入ってくる。如何にも海の家のおじさんである。そんな鶴瓶に「なんで帰ってきたんだよ!」と険悪なセリフを浴びせる柳沢。鶴瓶は予想外の展開に何もしゃべらない。柳沢は仕方なくどんどんと話を展開させる。その内容は、「借金をして逃げた鶴瓶のおかげで周りの人間が苦労している。」ということである。「なんで今更ノコノコと帰ってくるんだよ?!」と攻撃を続ける。鶴瓶は「お前がそうやって吹聴していることを知ったから帰ってきたんや!虚言癖があるんとちゃうか?!」と逆転させる。そればかりか「妹を殺したんもお前やろ?!」と、とんでもない事件を作り出す。柳沢は仕方なく「そうだよ・・・俺だよ・・。」と犯人に成りきってしまう。鶴瓶は自分の妹を殺した犯人にしたつもりだったのだが柳沢は柳沢自身の妹と勘違いしている。「俺のことをずっとバカにし続けたから水の中に浸けてやったんだよ・・。」とシリアスなサスペンスドラマの犯人役を演じる。相手が殺人犯になったので少し怖くなった鶴瓶。柳沢を警戒しはじめ腰が引けてくる。「それを知ったのはお前しかいない・・。」と柳沢が鶴瓶を睨むと、「ここでしゃべっていることはマイクでこの付近の人たちには全部聞こえていたんだぞ!」と突拍子もないことをいいだすのだがそれを信じない柳沢は鶴瓶を殺そうと戦いを開始したところで「OK!」となる。柳沢は、「シリアスな青春ドラマの雰囲気でもめていた男同士が最後は理解しあい抱き合って終わるというストーリーにしたかった・・。」という。しかし鶴瓶は次に予定されているドラマが弁護士役であるため犯行を暴く正義の味方役に行ってしまったということである。