今までの公演
#63 | 佐藤B作 |
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今回のゲストは、芝居の練習としての即興ドラマの経験は豊富であるという佐藤B作。
そして、今回の設定は、「ハバロフスク行きの旅客船の待合所にやって来た男2人」である。スタジオに用意された待合所には、ベンチがずらりと並べられ、切符売り場や売店は閉鎖され、船は欠航との看板がかかっている。
「ハバロフスク行き」の待合所という非日常的な状況で、2人はどんな男になるのだろうか、男たちは何の為にハバロフスクに行くのか、全く決まっていない白紙状態である。
ドラマは、鶴瓶がひとり待合所におり、佐藤が現れるところからのスタートとなった。鶴瓶は、迷ったあげく、床に座り込む。そこに現れた佐藤は、何やらイライラしている様子。そして、突然、佐藤は鶴瓶の頭をたたいたのだった。対する鶴瓶は、驚き、唖然とするだけなのだが、これをきっかけにストーリーが展開されていくのである。ドラマは、2人の激しい言い合い、つかみ合いに発展し・・・。次々に舞台背景を作り出していく佐藤の演技にも注目である。