今までの公演
#43 | 陣内貴美子 |
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今回のゲストは、元バドミントン選手で、今はスポーツキャスターとして活躍中の陣内貴美子。ドラマなど、芝居の経験は全くないというが、鶴瓶と新幹線の中でばったり会ったとき、出演を依頼され、出ることを決めたという。
「自分は演技が出来ない」と言っていた陣内。出演者の演技力が問われるのが即興ドラマであると思われていたが、必ずしもそうではないことを彼女は照明してみせた。
今回の即興ドラマの設定は、父(鶴瓶)と息子の婚約者(陣内)。セットには、喫茶店が用意された。店内には、数種類の焼きたてのパンが並んでいる。ドラマは、鶴瓶が1人でアイスコーヒーをのんで待っているところからスタート。そこへ、陣内が現れる。お互い話したいことがある様子だ。そして、陣内は、素のままの自分を押し出し、ストーリー展開に全力を注いだ。中でも、その場には登場しない「婚約者」像を次々と作り上げていくのである。陣内の作った「婚約者」像には、鶴瓶もビックリ。しかし、鶴瓶の台詞1つ1つを頭に刻み、次の台詞へつなげる陣内の頭の冷静さ。