今までの公演
#201 | 美保純 |
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設定は「カラオケボックス」、ミラーボックスが回る個室。本番スタートと同時に、♪「ハッ!!」なんて掛け声を入れ、ノリノリで歌い踊リ出したスーツ姿の鶴瓶。そこへ、入ってきた美保。無言である・・手にはBIGサイズのコーラ、ラッパ飲みしている。
鶴瓶「遅かったやんか」。美保「うるさい女がさア・・」。ソファーに座り話し込む二人。「いつまでも一人でおらんと、そろそろキッチリしな・・」「・・昔のオモチャ箱ひっくり返したかったんでしょ、今日?」「男同士みたいな関係やから・・」。かつて付き合っていた二人が、久々に再会したという雰囲気である。
鶴瓶が室内電話を手にした。美保「私、焼酎」。電話オーダーする鶴瓶「酒のアテ・・それと焼酎頼むは・・」。室内では、意味深な男女の会話が続く・・「子どもが生まれてナ、55歳やけど。お前とは付き合ってても子供できへんかったのに」・・。
店員が飲食物を持ってきた(※スタジオ見学に来ていた高校生2人に、急遽エプロンを着けて頂き、急遽出演!)。鶴瓶は上着を脱ぎ、ネクタイもとって本題に入る「呼び出したのは、店、スナックでもやろと思てな。お前が(ママにと)浮かんだんや」。「いいと思うよ」即反応、乗り気の美保。「問題は今の嫁はんや。やきもち焼きでナ・・」「私は、もてない男は嫌い、カス引いちゃったって思うの」「そういう所が合うのや、俺と。よー考えたら、お前とが一番楽や・・」。ここで美保が『爆弾セリフ』を発するのだが、鶴瓶にその真意が伝わらない。美保「今日、香水つけてきてないし、大丈夫だよ・・」。
後のプレビュートークで美保の口から明らかになるのだが、このセリフは「今日は抱き合っても奥さんにはわからないよ」というアピールだったのに・・と。「もっとちゃんと聞いとけば、スジナシ初のキスシーンになったのに!!」と、悔しがる鶴瓶。
「結婚したら(嫁は)ストーカーみたいになりよって」「あんたのお金に惚れてんでしょ」「おっさんみたいな(性格の)お前には、何でも言える(から言うが)俺の子供や無いのかもしれへんな・・俺は逃げられたお前に惚れてる。お前の事が好きや!!」大胆告白の鶴瓶だが、美保は無言で枝豆を食べている。「よし!1曲歌うは、お前の為に!」。しかし、曲エントリー操作ができない鶴瓶。歌う事ができないまま、OKとなる。
自然な空気で、手に汗握るやり取りの応酬が続いた今回のスジナシに大拍手となった。