今までの公演

#33 大竹しのぶ

今回のゲストは、鶴瓶が「日本一の女優」として出演を希望していた大竹しのぶ。待ちに待った日を迎えた鶴瓶は、本番前、普段の10倍以上の緊張状態だった。鶴瓶は平常を保ち、大竹との台本のない芝居に集中するのに必死だったに違いない。  そんな鶴瓶の前に、とうとう大竹しのぶ登場。手持ち無沙汰なのか、照れ隠しなのか、そばにあるマジックを触って、緊張感を紛らわしている様子だった。

今回の即興ドラマの設定は、家具のないボロアパートの一室の男と女。セットは、昭和30年代に造られたと思われるボロアパート。部屋には、小さな机、そして衣類が入った紙袋がいくつか。机には、部屋の鍵が置かれている。衣裳は、鶴瓶がすこしくたびれた感じのスーツ。ネクタイはしていない。大竹は、白いカットソーに黒のワンピース。小道具 として、のり弁やお茶、ジュースなどが用意された。この中から大竹は、のり弁が2つ入った袋を手にした。ボロアパートの一室で、この2人がどんなドラマが作りあげられるのか、そしてどんな大竹ワールドが見られるのか!

鶴瓶が一人部屋に座っており、大竹が部屋に入るところからドラマはスタート。のり弁を手に、部屋に飛び込む大竹。最初に言葉を発したのは大竹だった。そして、ドラマが進むうちに、鶴瓶をストーカーにしてしまう。が、「わたしのどこがすきなの?」という質問に「顔が好き」と答える鶴瓶。それに対し、「いい人だね」と大竹。結果 的に、2人仲良くのり弁を食べることとなる・・・・。

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