今までの公演

#303 鈴木浩介 「二人三脚」

今回のゲストは鈴木浩介さん。ドラマ、舞台、バラエティと幅広く活躍中だ。鈴木さんが入ってくると、話題は鈴木さんと同じ事務所に所属する浅野和之さんの話へ。浅野さんと言えば、以前スジナシに出演されたことがあるが、鶴瓶さんいわく『スジナシで大失敗』をしたベテラン俳優だ。鈴木さんは、大先輩の浅野さんと作戦会議を練ってきたという。しかし鈴木さんは、浅野さんほど緊張されていない様子。鶴瓶さんとのコラボに期待がかかる。

ドラマは二人とも板付きでスタート。二人はテントの中で寝ている。鶴瓶、鈴木が順番で出てくると、鈴木は「社長、冷えてきましたね。少し飲みすぎました」と仕掛ける。それに対し、鶴瓶は「ホンマにキャンプ久しぶりやなー」と言う。このキャンプ場は鶴瓶にとって思い出の場所であるらしい。会社を始めるキッカケとなったのはこの場所。結婚を決めたのもこの場所だという。鶴瓶は、思い出の場所に会社の部下たちを連れてきた社長なのだ。

鶴瓶は鈴木に、上場を考えていることを伝える。すると鈴木は「実はご相談があるんです」と、深刻な表情で話を持ちかける。鶴瓶が「なんや?」と聞くと、鈴木は「実は、自分が思うような道を進みたいと考えています」と言う。独立して会社を始めたいという鈴木の正直な気持ちである。それに対し鶴瓶は「そんな噂聞いたことあったけど・・・ホンマやったんか!!それだったら上場の話なんてお前にしなかったのに!!」と怒っている。鈴木は、既に小さな会社を持っているという。鶴瓶の怒りは収まらない。

すると鈴木が「社長・・・靴下の原点ってやっぱり・・・」と問いかける。鶴瓶の会社は、靴下を製造している会社のようだ。鶴瓶は「それはお前・・・暖かさや」と答える。ここから鶴瓶は靴下に対する情熱を語りだす。「五本足の靴下考えたのは俺や。今考えてるやつもあるんや・・・ちょっと足入れたらシュッと入るストッキングや」と新商品も考案中のよう。ストッキングが履くのが面倒くさいという女性に向けた商品だ。

しかし鈴木は上場には反対している。鶴瓶は「何で上場に反対やねん。絶対売れるぞ」と自信満々だ。すると鈴木は「上場することで人が動き、それによって会社が変わってしまいます。そうすると社長が作ったこの会社の暖かさは消えてしまうと思います」と答える。鈴木の熱い思いに心を打たれた鶴瓶は「よし!!独立させたる。新商品の特許もお前にやるわ」と言う。鶴瓶は「金は出してやるからCM作れ!!」と上司として最後の命令を下す。

鶴瓶は「タレントは誰にしよか・・・」と言うと、鈴木は「CMの出演は社長にお願いします」と、鶴瓶に依頼。少し慌てる鶴瓶であったが、鈴木が「ちょっとやってみましょう!!」と言うとすっかりその気に。鈴木が「用意・・・スタート!!」と言うと、鶴瓶は「シュッと入る!!」というキャッチフレーズと共にストッキングを履く。しかしその瞬間、鶴瓶は勢いよく上げすぎたのか「あ、破けた・・・」と言う。鈴木が思わず「はい、ダメダメ!!カットカット!!」と止めると、ここで中井さんからもカットが入る。

ドラマが終わるとお二方は「内容薄いっ!!」と大爆笑。プレビュートークで鶴瓶さんは「帰ったら浅野さんと一緒に反省してくださいね」とスタジオを笑いに包んだ。

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