今までの公演

#135 林与一

大御所、林与一さんを招いた今回の設定は「4畳半のアパート」である。いつものように鶴瓶がゲストを紹介しスタジオに現れた林の姿はなんと赤いチャイナドレスをまとった女装である。「え?!あの林与一が!・・・」前代未聞の事態に観客も騒然・・。唖然としながらも笑ってしまう鶴瓶。「そんなんされたら芝居できまへん・・。林与一とあろう方がなんでなんですか?」と聞くと「長い間のイメージを全て捨ててゼロから作り直したいんです。」と言う。「そやかてなにもチャイナドレスて・・。」と解せない様子の鶴瓶だが、ともかくドラマは林が板付き鶴瓶が入って来るということでスタートする。2人は高校時代の同級生で親友であったのだが芸能界に失敗をした林が探しだし40年ぶりに再開したということになった。鶴瓶は親の跡を継いでラーメン屋を営んでいるということである。林は「元芸能人って言うのはツブシがきかんからな・・。」と見ての通り近所のお店で水商売。鶴瓶は、林が本物のオカマなのか?商売上その振りをしているのか?が気になる。警戒しながら話を進める鶴瓶。とにかくその恰好はやめてくれ。ということで林はドレスを脱ぎ捨てなんとパンツ姿になって着替えをする。林が鶴瓶を呼んだ用件は、「貸して欲しい・・。」鶴瓶はお金だと思いこむのだが林はそれが何であるのかは鶴瓶が解釈した通りの内容で展開しようとしていたらしい。鶴瓶がてっきりお金であると思いこんだので林はお金として展開する。「お店の電気代とガス代が払えないので27000円貸して欲しい・・。」ということになった。鶴瓶はそれを聞いて「40年ぶりに俺を捜して・・その用件は27000円かいな!そんなん・・やるわ!」と激怒する。林は「貰う訳にはいかん。理由が無い。」と怒る。流石の林与一。自分の状況と鶴瓶に対する気持ちを切々と語る。結局は林の言う通り貸すことに落ち着くのだが鶴瓶はそんな林を思ってか、「俺も店が終わったらお前の店手伝う・・」と言いだして林が着ていたチャイナドレスを着るのだった・・。ドラマ後のトークで「貸して欲しい」と言ったら何て解釈するのかな?と思ったという林。鶴瓶は「そりゃお金でしょ?」と答えると「いや男のモノもある・・。」と平然と言う林。だから無理矢理鶴瓶に体を接近させていた林与一だった・・・。

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