設定は、引っ越し直後のアパート。鶴瓶が部屋にいるところに寺島が入ってくることになった。寺島は、弁当を片手に「先輩!こんにちわ!」と明るく入ってくる。寺島は、引っ越しを手伝いに来た後輩。鶴瓶は、中年の独身男性である。話の成り行きでは、大学時代のハンドボール部だったということである。寺島は、鶴瓶が横45度のサーブの名手であり憧れであったという。当初は、引っ越しを手伝いに来ただけであると思われたのだが実は、寺島は、同棲している彼氏と喧嘩をして出てきてしまったらしい。今日からここに置いて欲しいと言い出す。鶴瓶は、深刻な状況を避けるように「お前らは周りに迷惑を掛けすぎや!この前もそうやって俺の所に泊まってたがな!もうあかん・・。」と断るのだが寺島は、「そんなこと言わないで!お願い!」と懇願を続ける。そこに寺島の彼から携帯電話が入る。あからさまに喧嘩をする寺島。「先輩と一緒なのよ!じゃバイバイ!!」と別れを告げる寺島。彼氏とは、お互いに結婚をするつもりでつき合ってきたが待っていてもその気配もなく毎日をだらだらと送っているだけになってしまったので嫌になったというのがその理由だそうだ。鶴瓶は、何とか断ろうと「もうすぐ彼女が来るんや・・。」と言うのだが、「あ、またまた・・。嘘でしょ?」とあっさりと見破られてしまう。鶴瓶は、話の成り行きで寺島にはまんざらでもない感情を抱いている様子になる。そんな雰囲気になった時、彼氏から寺島に戻ってきて欲しいという電話が入る。電話の向こうでは、彼氏は寺島に「結婚するから戻って欲しい・・」と言っているようだ。鶴瓶は、その電話を奪い「お前、今になってそれは卑怯や!俺が結婚する!」と言うのだった。