今までの公演

今回のゲストは橋本愛さん。まだ高校生という若さで、映画、ファッション誌など幅広く活躍中。中井さんが母親の年齢を聞くと、橋本さんは「４４歳です」と答える。中井さんは大きくため息をし、スタジオは笑いに包まれた。スタート状況を決める際、鶴瓶さんは「抱き合ってスタートするってのもあるよ？」と冗談で言うと、橋本さんは「それは凄く嬉しいです」と答えた。本気で照れる鶴瓶さん。中井さんは「ちょっとー！！」とつっこんだ。残念ながら、スタート状況は鶴瓶さんが板付き、橋本さんはフレームインだ。

橋本が入ってくると、二人は「おぉー」と顔を見合わせる。橋本は「まだ先生来てないの？」と仕掛けると、鶴瓶は「まだみたいやなー」と答える。どうやら鶴瓶も橋本も生徒のようだ。鶴瓶が「お前どこ受けんの？俺は江戸大学やな」と受験生らしい話をすると、橋本は「私もそこかなー」と適当な返事。江戸大学は優秀な大学のようだが、橋本は模試の結果があまり良くなかったらしい。橋本は「模試の日ね・・・朝まで飲んでたのよ」と高校生らしくない発言。もちろん未成年の飲酒は法律違反だが、鶴瓶も飲みに行くのに不都合がない外見だった。橋本は「ここ数日ですごい老けたよね？なんか変な薬でも飲んだ？」と鶴瓶の頭をスリスリなでる。高校生の鶴瓶は、老けているのを気にしていた。鶴瓶が「いくつくらいに見える？」と質問すると、橋本は真剣に悩み「６８くらい？」と言う。実年齢が６１だけに、本気でショックを受ける鶴瓶。見た目が６８歳の高校生だ。

そんな二人の勉強での戦いは、この塾を支えていた。しかし受験間近にも関わらず、二人の成績は伸び悩んでいた。鶴瓶は「大学に行ったらたくさん遊びたいのに・・・」と不安なようだが、橋本は「知らねーよ」と一蹴。更に橋本は「何も聞いてないの？」と意味深な一言。鶴瓶は、橋本に「老けた」と言われて傷ついていた。橋本の言葉を聞くのが怖くなっていたのだ。橋本は「もうすぐ・・・」と言いかけると、鶴瓶は「言わんといて。お前の一言一言がズキズキくんねん」と下を向く。一体、橋本は何を言おうとしたのか。

すると橋本は「じゃあさ！！明日、地球が終わるならどうする！？」と大きな声を出す。橋本は何かを予見しているのか、それともただのハッタリか。急な質問に驚く鶴瓶であったが「好きな人に告白する。慶応大学の先生に告白したい」と答える。鶴瓶は先生に憧れを抱いていたのだ。それを聞いた橋本は「それ本当に好き？ふざけてんの？本気で応援していいやつ？」と確かめる。鶴瓶は「下心かも・・・」と自信がなさそうだ。逆に鶴瓶も「お前は？」と同じ質問をすると、橋本は「私も好きな人に告白する」と答える。鶴瓶は「それは俺が応援していいやつか？」と全く同じことを聞くと、橋本は「応援してくれるなら応援してよ」と色っぽい目で鶴瓶に近付く。するとその途端、橋本は鶴瓶に抱きつく。あまりの唐突な行動に、鶴瓶は苦笑いのまま立ち尽くす。

橋本は鶴瓶から離れると「アンタの人生が終わるの！！」と大声で叫ぶ。それを聞いた鶴瓶は「嫌や・・・好きな人とずっといたい・・・」と下を向いている。鶴瓶が告白したいのは慶応大学の先生。橋本は「行きなよ」と言うと、鶴瓶は橋本の話を聞いて怖くなった。本当に鶴瓶の人生が明日で終わる気がしてならない。橋本は未来を予見する力などなく「冗談だよ」と言うが、今の鶴瓶には無意味。鶴瓶は「明日地球が終わるなら・・・本当に好きな人に告白する。俺はお前が好きや・・・」と告白。鶴瓶は橋本に惚れているのだ。それを聞いた橋本は、呆れたように「ごめんなさい」と首を横に振る。ここで中井さんのOKコール。

ドラマが終わると、鶴瓶さんは「おい！！」と中井さんの所に飛んでいく。思わせぶりな態度をとった橋本さんであったが、告白した鶴瓶さんは振られてしまった。橋本さんは抱きつくという、まさかの行動。スジナシに大きな爪あとを残した。個性溢れるドラマの完成だ。