今までの公演

#146 森光子

制御不能!?大暴走の森光子に鶴瓶もタジタジ・・・。涙も自在に操るわ、ボケ連発で反則スレスレ破天荒な技を仕掛けるわ、独断場の森光子に鶴瓶もくいさがり、大盛りあがりの展開に!

今回の設定は「新築の家」、引越して来たばかりでダンボールが詰まれた家でのスジナシである。取材に来ていた記者さんからのリクエストで、森が台所に板付き、鶴瓶が入ってくるということになった。

「まだ、こんなん残ってましたがな・・・」と言いながら入ってきた来た鶴瓶に、突然森が「あっ、笑福亭鶴瓶さん!」。『え?!まさか!?』と驚く鶴瓶、しかし『「笑福亭鶴瓶」で行くしかないのか・・。』とあきらめかけた瞬間。「あっ・・、よく似てらっしゃるから」と森の先制攻撃である。その威力たるやスジナシ始まって以来のものである。ただでさえいつもとは違う緊迫感、鶴瓶に与えたインパクトは大きかった。

「よぉー言われますのや・・。そんな人がこんなところに手伝いにきますかいな」とホッとする鶴瓶。「前から一度お会いしたいと思ってたんですよ。お師範には・・・。」と自分のペースを維持する方向に・・。「いい機会やし、見合いみたいなもんやぁから」とお茶屋の女将さんに言われて、お見合いを兼ねた引っ越しを手伝いに来たということに・・・。鶴瓶は森と結婚を前提としたおつき合いを始めるシチュエーションに持っていく気である。「女将さんからは何にも聞いてまへんの?」という鶴瓶に、森は「ぜんぜん」「まるで」「かけらも」鶴瓶「何にも?」森「何にも」鶴瓶「一個も?」森「まるっきり」と森はふざけた調子の掛け合いで答える。「しかしどっかでお会いしてますね?」「はじめてみたいな気がせへん、なんか懐かしい気がする。」という森。鶴瓶が「私・・京都に・・。」と言うと「私も京都!」と即反応。昔大好きだった人が京都産業大学に通っていたことを告白する森。京都産業大学とは現実の鶴瓶の出身大学である。「私、京都産業大学なんですよ!」と鶴瓶は新たな展開を求めるように期待の反応をする。が、森は「その人、もう居てはらへん・・。」とばっさりと切る。鶴瓶の顔が徐々に引きつるのだが森は一向に気にせずマイペース。森は、その想いを伝えることができなかったの・・と自分で描いたストーリーに涙を流しながら独走展開。さすがの鶴瓶も成す術無く撃沈するのだった・・。

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