今までの公演

#151 八嶋智人

舞台やドラマだけでなくバラエティー番組でも大活躍中の八嶋智人さんが登場!(鶴瓶とは初対面とのこと)。即興ドラマの設定は「立入禁止の路地」。リクエストで、それぞれが違う方向から歩いてセットに入るところからドラマスタートいうことに。さあ始めようとなったその時、八嶋は今から衣装を考えると言う。とまどう鶴瓶だが、八嶋の言うとおりに・・・。八嶋は、複数の候補からスーツを選択、白いシャツにノーネクタイ、ショルダーバックを下げた(鶴瓶はラフなシャツスタイル)。

そしてスジナシドラマがスタート。八嶋は立入禁止の路地に来たところで、いきなり建物の横のパイプを激しく蹴った。それを見た鶴瓶は「ちょっと!何しまんの!?」と八嶋に厳しく注意する。間髪を入れずに即答する八嶋。ふてぶてしい態度だ。「ここは殺人事件があったんで立ち入り禁止になってるんですよ」「殺人事件?」「殺人事件!」「殺人・・」「殺人!」鶴瓶はセリフをかぶせられたやりとりがツボに入り、つい小さな笑顔になった。それを見逃さない八嶋は「殺人事件なのに何がおかしいんだ!」とすかさず強烈なツッコミ。「いや・・事件のことがおかしいんじゃなくて・・・」懸命だがしどろもどろの鶴瓶にまたも八嶋の強烈な一撃「意味が分からなーい!!(突然の大声)」。八嶋は鶴瓶の細かい隙間を突いてくる。「あなたは誰なの?!」「私はこの町内の者です。」八嶋は疑わしい目で鶴瓶を見る。鶴瓶はそれを証明しようとそばの商店の扉を叩く。「近藤さん!近藤さん!坂本です。」いくら呼んでも出てくる訳は無い。八嶋はタバコをくわえると鶴瓶はすかさずそれを取り上げる。「ここはそのあかんのや・・。その・・。」歩きタバコ禁止という言葉が出てこない。「千代田区と同じや!3000円罰金取るで!」「3000円払えばいいんでしょ。」「それは違うやろ!」八嶋は、違う流れを作っておいてから、「で、あなたの名前は?」と急に前の流れで出てきた名前を質問する。「え?(さっき商店の扉を叩いたときに勢いで口にした自分の名前を思い出せない鶴瓶。再び扉を叩いて記憶を蘇らせる)・・近藤さん・・近藤さん・・・・・あ!坂本です。僕は坂本です。」容赦ない連続攻撃を繰り返す八嶋。追いつめられる度に大弱りの鶴瓶。「名字はわかりましたが名前は?」咄嗟に出ない鶴瓶は反撃に出る。「ちょっと待って・・あんたは誰や。」「警察のモノです・・」「え?警察の方・・。」権力に弱い鶴瓶の態度は急変。逆に刑事になってしまった八嶋は尚も高圧的な態度で逆に鶴瓶のアリバイ確認を繰り返す。八嶋のしっかりした切れ味鋭いテンポと鶴瓶のあやふやな成り行き任せのかみ合いが妙におかしい。出来たばかりのスジナシドラマを後半のプレビュートークで詳細に検証するが、ここでも、八嶋の攻撃・反撃の鶴瓶で大爆笑・・・。

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