今までの公演
#125 | 近藤正臣 |
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超大物、近藤正臣が登場!!100回を超えるスジナシの歴史の中でも記録に残る「大爆笑作品」となった。設定は、「キャンプ場」。近藤は、渓流釣りが個人的にも大好きであるということで自前の衣装に自分の竿を持ってはりきって新幹線に乗って名古屋にやって来た。鶴瓶も衣装さんが用意したアウトドアの格好である。「大自然が大好きである」という近藤は、早くもハイテンションである。スタート直前、鶴瓶は何を思ったのか近藤が気づかないうちにアウトドアのジャケットを脱いでスタジオの壁に掛けられていた大道具さんの道具を腰に付け懐中電灯を手にした。スタート・・、近藤がテントの外のテーブルに居る所に鶴瓶がやって来る。如何にも近藤を疑っている様子で、「おたくいつからここに?」と質問する。近藤は、鶴瓶がキャンプかアウトドアをする人だと思いこんでいたので驚くのだが、気配を察して「釣りをしていたら日が暮れてしまったので明かりを頼りに歩いてきたらこのテントがあったので・・。」と言い訳をする。どうやら悪人では無いらしい。鶴瓶は、「このテントの持ち主に頼まれて様子を見に来たんですが・・。」と監視員か管理人の様子で質問が尋問に変わってゆく。なりゆきが解せない近藤は、疑われていることに怒りを感じるのだが芝居の成り行き上鶴瓶の誘導に従わざるを得ない。しかしテンションが上がるにつれて近藤の目つきが一変する。「私は何も悪いことをしようと思ってるんじゃない!だから言ったように日が暮れたから灯りにつられてやってきただけだ!」と言葉が次第に荒くなる。「でもこのテントはあなたのじゃないでしょう!」と鶴瓶もしつこく近藤を疑う芝居をする。演技に入り込んだ近藤と鶴瓶は、ドラマであることを忘れて大喧嘩、道具は壊れる。スタジオは、スジナシ始まって以来の大騒動に発展するのだった。その後、トーク&プレビューになっても役柄に入り込んだままの近藤。普通にトークをしようとする鶴瓶を無視して大爆走。鶴瓶に激しい怒りをぶつける。
「素晴らしい大自然に抱かれた至福の時間を過ごそうと思っているのになんであたたは、そんなことを言うの?!」と怒り続けるのだ。スタジオのスタッフも観覧席のお客様も一瞬「えっ?何?」と耳を疑うのだが、近藤は、トークをしている鶴瓶とドラマで演じた鶴瓶を区別しないのであった。「だからそれはドラマの中のことで、ここに今座っている僕は違う僕なんです。」と近藤に説明するのだが、またプレビューを見ると興奮しはじめる近藤正臣だった・・・。