今までの公演
#96 | 高橋克美 |
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見るからに真面目で正直そうなイメージの高橋克実さんを迎えた設定は、『焼肉屋に来た男2人』。高橋に連れて来られたように焼き肉屋に入ってきた鶴瓶、「5日くらい何も食べてないんで、肉は食べられへんから…。」と世捨て人のような雰囲気。出された大ジョッキのビールを一気に飲み干す鶴瓶に高橋は、「まだ思い出して貰えないんですか?兄さん!」と突然切り出す。話しの成り行きは、高橋が結婚式で一度会っただけの義理の弟(鶴瓶の奥さんの弟)で父親は船会社(輸入会社)を営んでいて鶴瓶は数年前までそこで働いていた。鶴瓶は、追い出されるように会社を辞め、家出して今は公園で生活をしている。船の事故でその父親も奥さんも亡くなってしまい、会社が部長一派に乗っ取られそうなので跡継ぎになって貰おうとやっとのことで鶴瓶を探し出したということになった。「なんであんたが継がないのか?」という鶴瓶の質問に「いや僕は全然畑違いのファッションモデルだから…。」と逃げる高橋。話しの矛盾が無いように一生懸命気にする余り突拍子もない事を言い出してします高橋さんはイメージ通りの真面目で正直な方でした。