今までの公演

#299 カンニング竹山 「追いつめられて」

今回のゲストは、キレキャラでブレイクしたカンニングの竹山さん。オープニングトークで、中井さんが鶴瓶さんに「どんな方ですか?」と聞くと、鶴瓶さんは「もの凄く良い人ですよ。間違ったキャラを作ってしまいましたね」と答えた。竹山さんは入ってくるなり「間違ったキャラっておかしいでしょ!!」と会場を笑いに包んだ。

ドラマは鶴瓶が板付き、竹山がフレームインでスタート。鶴瓶は事務所内で電話をしている。鶴瓶が「では、また後で」と電話を切ると、それを見た竹山は「何やってるんですか?ここの関係者みたいな顔して」と怒鳴りだす。前回の選挙中に、鶴瓶は違法行為をして竹山がそれを必死に隠したという。竹山は「先生はアナタに弱みを握られてるから、しょうがなくアナタを置いてるんです!!」と言う。竹山は、鶴瓶の存在が気に入らないようだ。

すると鶴瓶は何やら電話を掛けだす。それを見て「どこに掛けるんですか?」と、竹山は落ち着かない様子。鶴瓶は、電話の相手に「面白いこと言ってあげる。ではまた3時に」と言い電話を切る。竹山はたまらず「何を言うんですか?」と聞く。鶴瓶は「この前、行ってはいけないマッサージに行ったでしょ?」と言うと、明らかに態度がおかしくなる竹山。鶴瓶は続けて「しょうがなく置いてる、なんて言われたから言ってやりますよ」と言う。竹山は落ち着かず「今いくら必要ですか?」と聞く。お金で解決しようとしているようだ。選挙中にそのような事実が明るみに出れば、竹山自身もただでは済まない。急に下手に出た竹山は「色々とお世話になって感謝してます。お金を払わせてください」と言う。話を進めていくと、マッサージをした人が鶴瓶の妻であったことが判明。竹山は「カ・・・カエデさんですか・・・?」と信じられない様子だが、「何が欲しいですか?何が希望ですか?何でもやります」と続ける。すると、鶴瓶の顔から笑顔が消え真剣な表情になる。

鶴瓶は「わしの本当の望みはな・・・次の選挙に出馬することやねん」と言う。言葉を失う竹山。鶴瓶の望みは、出馬する為に竹山に協力して欲しいというものであった。それは同時に、竹山が先生を裏切り鶴瓶につくことを意味する。勿論、竹山の身は保障してくれるらしい。竹山は電話を持ち「内部告発したいんですけど・・・うちの先生は行ってはいけないマッサージ店に行っています」と言い電話を切る。竹山は、自分の身を案じ鶴瓶についたのだ。鶴瓶は「気持ち固めてくれたんやな?」ととても嬉しそうだ。鶴瓶は椅子に座り、「ワハハハハ」と勝者のように高笑いする。ここで中井さんのOKコール。

今やドラマ、CM、映画など、俳優として活動される竹山さんに違和感がある人は少ないだろう。トークでは会場を笑いで包み、ドラマでは俳優としての貫禄を見せつけた。お笑いや俳優としてのセンスは勿論のこと、竹山さん自身の人の良さが滲み出た回となった。

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