今までの公演

#211 京野ことみ

今回のゲストは京野ことみさん。鶴瓶が以前から「面白い女優さん」と評していた、実力派である。一体どんな展開が待っているのだろうか。

セットは「縁側」。どこの街にもありそうな「小さな一軒家」、縁側の前には狭い庭があり、洗濯用の物干しや子供用の自転車などが置いてある。京野は縁側に腰掛けている。観客からのリクエストは「猫の名前を呼んで下さい」!?。鶴瓶は庭側の小さな門をそ~っと開け、「マコ、マコ」と猫の名前を呼びながら入ってきた。つい最近このあたりに引越してきた男の役(であろうか・・)を演じ始めたのである。一方の京野は、この家に住んでいる主婦のようである。

突然の訪問者に警戒しながらも対応していく京野。鶴瓶はなんとか接点を見つけ出そうと仕掛けていく・・京野の家に度々京野とは別の女性が入っていくのを見かける、と言い出した。京野は昼間パートに出かけていて留守なので、その女性のことは知らないという。旦那の浮気が発覚かと思われたが、その後意外な展開を見せ始める。

その女性には子供も一緒に付いて来るが、京野の子供とも年齢が合わない上に、京野には覚えもない。マコは、その女性と子供を見ると異常な行動に出るということもある。さらに、この家は中古で手に入れたものであるという。

そう、この家は「出る」のである。

怪談になった今回のスジナシ。

決定的な京野の台詞は「(その女性が見えるということは)マコちゃん、生きているんですか?」京野は幽霊が見える鶴瓶の猫まで霊にしてしまったのである。

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