今までの公演

#171 宮藤官九郎

宮藤官九郎が満を持してのスジナシ再出演(昨年の「スジナシ東京上陸スペシャル」で鶴瓶VS妻夫木聡の対戦に宮藤が飛び入り参加して実現した「3人スジナシ」。このときは鶴瓶&妻夫木に徹底的に追いつめられた宮藤)。今回は、鶴瓶との差しでのアドリブバトル・・設定は「待合室」。スタジオには、長椅子が置かれたいかにも「待ち合わせ」に使われそうなスペースなのだが、いったい「何の」待合室なのかよくわからないセットがつくられている。気合い十分の宮藤!スタジオのスミでは、あの「阿部サダヲ」が二人のやりとりをじっと見つめている・・。

即興がスタートすると、鶴瓶が先行スパートの猛攻撃!どうやら二人は漫才コンビで、この待合室は二人の稽古場のようだ。宮藤のひらめきでコンビ名は「シャモマヨネーズ!?」に。鶴瓶は、宮藤から「マークさん」と呼ばれている。漫才ネタを作りながらの稽古だが、どうも事がうまく進まない。宮籐の、漫才に対する態度が煮え切らないのだ。ついに「もうヤメル!」とカミングアウトする宮藤に、堪忍袋の緒が切れた鶴瓶・・。突然思いついた「タイ出身の漫才師ということで売りだそう!」というアイディアで、再度やる気を出す二人。なかなかの出来栄になったようだ。二人はこのあたりで『OK!』が出ると思ったのだろう。しかし、なんとスジナシ歴史上初の大事件が発生!! ディレクターからのOKコールがいつまでたっても掛からない、つまり鶴瓶と宮藤は延々とアドリブ演技を続けねばならず・・・結果32分間の大長編に!前代未聞の大波乱回。

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