今までの公演

#306 武田真治 「ラストダンスをあなたに」

今回のゲストはサックスプレイヤーとしても名高い、俳優の武田真治さん。スタジオに入ってくるとサックスの話題で大盛り上がりだ。鶴瓶さんが「サックスやってる人は女性の扱いも上手いんですよね?」と聞くと、武田さんは「そうですね・・・舌と指を同時に使いますので・・・」と衝撃発言。鶴瓶さんはビシッと武田さんの肩を叩いてつっこみ、スタジオは爆笑の渦に包まれた。武田さんは持ち道具にサックスを発見し、「これを持ってると落ち着くんですよね」と肩からかける。ドラマは鶴瓶さんがフレームイン、武田さんが板付きでスタートだ。

鶴瓶は店内で何やらゴチャゴチャと話している。裏口から外に出てくると、武田は「もう知ってるんですよ・・・僕。店辞めるって?」と仕掛ける。鶴瓶は「どゆこと?」と聞くと、武田は「田舎に帰るって・・・」と悲しい表情をする。どうやら武田は、鶴瓶が店を辞めるという噂を聞いたらしい。鶴瓶は「辞めたってお前に関係ないやん」と言うと、武田は辞めて欲しくないという思いを伝える。噂によると、鶴瓶は客のミキさんと駆け落ちしようとしているようだ。否定する鶴瓶であったが、武田が駆け落ちだと確信しているのには理由があった。

一つ目は、ミキさんの実家が和歌山で、鶴瓶は和歌山の住所に自分の荷物を送っていたということ。鶴瓶は弁解するが、疑惑に包まれた武田は全く信じない。二つ目の理由は、近くのラーメン屋で、武田は二人がキスしているのを見たと言う。これは決定的である。鶴瓶は「ミキは・・・あいつキス魔やねん!!」と言い訳をするが、もはや意味はない。

武田は、ミキのことを良く思っていない。「あの子はあまり噂よくないですよ」「あのような女性は町から町へ流れ、男を駄目にしていくんです」などと言う。それを聞いた鶴瓶は「人が居ないところで悪口を言うのは良くないで!!」と注意し、「お前がミキのこと好きなんちゃうんか?」とからかう。

その瞬間、武田は「違う!!」と大声で叫ぶ。続けて「アンタは何にも分かってない!だからずっと我慢してた!!」と言う。武田が何を考えているか、鶴瓶は薄々気付いていた。落ち着かず、鶴瓶はフラフラと歩き回っている。武田が「俺が好きなのはミキさんじゃない!!」と大声で叫ぶと、鶴瓶は「俺が好きなのはミキさんじゃない」と復唱する。武田が「アンタだよ!!」と大声で告白すると、驚いた鶴瓶は思わず「俺だよ!!」と叫んでしまう。気付いていたとはいえ、鶴瓶は心の中の驚きがそのまま出てしまったという感じだ。武田は「俺のサックスに合わせて踊るアンタが大好きだった・・・」と言うと、ここで持ち道具のサックス登場。武田はKARAの『ミスター』をサックスで演奏し始める。鶴瓶はその音楽に合わせて踊る。20秒ほど踊り続けて、テンションが上がってきた鶴瓶が「ハッ!!」と叫ぶと、武田は笑いを堪えることが出来ずに吹き出してしまう。ここで中井さんのOKコール。

武田さんに文字通り「踊らされた」鶴瓶さんは、蝶ネクタイを投げ捨てる。武田さんは膝をついて謝り、スタジオは大爆笑。プレビュートークで、武田さんが「また来週来たくなっちゃいました!!」と言うと、鶴瓶さんは「うるさいわ!!」とすぐさま拒否。お二方は心の底からドラマを楽しんでいたようで、プレビュートークでは常に笑顔が絶えなかった。武田さんは「それでは皆さん!!また来週!!」と、名残惜しそうにスタジオを後にした。

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