今までの公演

#156 谷原章介

話題ドラマや映画、CMなどでも大活躍中、注目の俳優・谷原章介さんを迎えてのスジナシ。設定は「四畳半」。スタジオに入った谷原は収録直前に衣裳を選び直し、セット前で着替えだした。ひげまで剃り始め、入念に本番体制に入っていく構えの様子。その谷原を待つ間、鶴瓶は、息を詰めて収録を見つめる100人の観客の所へ・・そこで「なんかやってほしいことありますか?」とリクエストを募った。1人の女性のお客さん(今村さん29才)が何と「出たい!」と言う・・冗談かと皆が思う中、「おいでぇな」と鶴瓶!お客様を連れてセットへ。いかにも男の1人暮らしという「四畳半」の部屋、スウェット姿の鶴瓶と女性が中に居る所に、谷原がスーツ姿で入ってくることに。鶴瓶は、女性が全くの素人である事を考慮してか(?)「しゃべったらあかんで」と念を押している。スジナシ史上初の「観客飛び入りドラマ」!複数人でのスジナシも初。イヤがおうにも期待と緊張が高まる・・。

「ただいま・・・。うわ!誰この人?」と入るなり女性に聞く谷原。谷原はその女性と一緒に暮らしており、そこになぜか見知らぬ男の鶴瓶が居たというコトの様だ。「ちゃんと座り。」と女性との間に何かありげな言い方をする鶴瓶だが、谷原が女性に「二股?」と聞くと鶴瓶は「ちえみちゃんとの関係はなく、ちょっと話をしようと思って来たんですけど・・・」と言う。二人の関係は鶴瓶も曖昧なのだが、しばしのやりとりに続いて、とりあえず「ちえみ、そこの喫茶店に行っとき」と女性を外に出す。どうやら鶴瓶は小さい頃からちえみちゃんの事を知っているらしい。鶴瓶がここに来たのは、谷原がちえみに手を上げたことが原因で、彼女から泣いて電話がかかってきたので話をしに来たということである。「あなたには関係のないことだ」と谷原は激しく怒る。ここで鶴瓶の大パンチ「あんた、ちえみちゃんと従兄(いとこ)でっせ。」実は鶴瓶は興信所の人間で、ちえみのおばあちゃんに頼まれて来たという。二人は絶対に一緒になる事の出来ない関係であるから、谷原にはあきらめるように言う。谷原は大きな財閥の息子で、家を飛び出してちえみと一緒に暮らし始めた。二人が一緒になる事はあまりにも周りに大きな影響がある、別れるようにと説得する鶴瓶。しかし、谷原はどうにか二人が一緒になる事を許してくれるように説得してほしいと鶴瓶に頼む。「僕は、金とか社会的な立場とかどうでもいい!」「ちえみを愛している!!」涙ながらの熱い演技で語りだした谷原に、女性は感極まり・・・。

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