今までの公演
#180 | 宮迫博之(雨上がり決死隊) |
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宮迫博之さんがゲスト。『岸和田少年愚連隊』『蛇いちご』『13階段』などの映画や数々のドラマにも出演し迫真の演技を披露している、俳優宮迫の登場である。
宮迫登場直前、鶴瓶は、観客の意見により、スーツにノーネクタイの衣装を選択。さらにリクエストを募ると・・次々に要望が殺到!なんとか絞って「お誕生日おめでとう」と言って欲しい、「弟の名前はジュン」という内容も採用に(このリクエストの内容を、宮迫は知らない)。
ドラマの設定は『洋館』。スタジオには古風で重厚な洋館の一室、壁には西洋絵画が掛けられ、立派な家具や調度品も置かれている。たくさん用意された持ち道具から、鶴瓶は書類が入るサイズの黒バッグを、宮迫はバインダーを手にして「僕が後から入っても良いですか?」と希望。カウントダウンでスタート。鶴瓶はソファーに腰掛けている。バインダーを手にした宮迫が「CBC不動産の佐藤です。」と、入って来た。「この物件は、お客さまがお求めになられるのですよね?」と、すっかり不動産会社の社員になりきっている宮迫。鶴瓶は一瞬迷った末、自分は薬品関係会社の税務を預かる者で最終決定は社長であるとかわす。しかし宮迫は「とは言っても、あなたが社長に進めれば決まるんでしょ?」と鶴瓶に託す。積極的な営業に入る宮迫。鶴瓶は「で?いくらなんですか」と金額提示を要求。「・・・、は・8億・・です。」と宮迫。「え~っ?この広さで8億?場所も青山ですよ?」「え?」「それは安すぎる・・あ~・・この建物・・もしかして・・。そういえば、さっき表で私に『お誕生日おめでとうございます』と言って迎えてくれた女性はどなたなんですか?」と鶴瓶(リクエストをひとつクリア)。「え?此処に来たのは僕だけですよ・・?」と宮迫。「ほら窓の外に居るじゃないですか・・」と更にその展開に粘る鶴瓶。「あのね・・そうやって値切ろうとしているんでしょ?この物件は滅多に出ない種類のものですから他にもお客さんは居るんです。今日決めてくれないと他に売ってしまいますよ。」と推す宮迫。更に「お幾らなら買っても良いと言われるんですか?」と今度は鶴瓶に金額提示を迫る。「4億5千」といきなり半額近い数字を出す鶴瓶。宮迫はそれを鼻であしらい「7億5千」。鶴瓶「僕には見えるんです・・・あなたの弟さん「ジュン」さんじゃないですか?」といかにも自分に霊感が有る様な芝居(なぜかスタジオにヒュ~という異音が??)をして二つ目課題クリア。リクエストがあることを知らない宮迫は鶴瓶の脈絡の無さそうなセリフに戸惑いを見せるのだが「はい。確かに弟の名前はジュンです。佐藤ジュン・・」と鶴瓶に合わせる。「弟さんは誰かに殺されたようですね・・」と霊感師モードで言い捨て、部屋を出てしまう。ひとり部屋に残された宮迫は「仕方がなかったんだ」とポツリ。