今までの公演

#286

 

天童よしみ 「ダンススクールへようこそ」

今回のゲストは紅白歌合戦常連の超人気演歌歌手、天童よしみさん。オープニングトークのゲスト紹介で、鶴瓶さんは天童さんを大絶賛。天童さんの40周年の記念講演で、時間がなく急いでいた鶴瓶さんはふと足を止めたという。その時流れていたのは天童さんの名曲「美しい昔」。鶴瓶さんは「これだけ聞きたい!」と立ち止まったという。中井さんは「まさに後ろ髪を引かれるという感じですね、ないですけど(笑)」と言うと、鶴瓶さんは「うるさいわ!!」と会場を爆笑の渦に包んだ。ドラマの方は、鶴瓶さんが板付き、天童さんがフレームインだ。

天童はフレームインすると「タバタ先生ですか?」と仕掛ける。鶴瓶は「違いますよ。」と否定すると、事務所の人間であると言う。どうやら今日タバタ先生は居ないようだ。天童は「主人が木曜日に来ているんです。なのでそれ以外の日に習いたいんです。」と言う。更に天童は「タバタ先生は女性ですか?」と聞くと、鶴瓶は「タバタ先生は夫婦で講師をされています。」と言う。天童の旦那はタバタ夫妻の奥さんに教わっているそうだ。

天童は「タバタさんの奥さんに教えてもらいたい。」と伝える。なぜ『旦那と別の日』で『タバタさんの奥さん』に教えてもらいたいのか。鶴瓶は「何故奥さん指名なんですか?教わりたいのはダンスですよね?」と不思議に思ったことを聞く。すると天童は「勿論ダンスもですけど・・・他にも教えて頂きたいことがあるんですよね、色々と。」と何とも意味深な言葉を言い放つ。天童が「昔はダンスに興味なんて無かったのに急に始めて・・・」と旦那への不満をこぼすと、鶴瓶はピンと来たようだ。

鶴瓶は「ひょっとして浮気調査ですか!?」と聞く。どうやら天童は旦那がタバタさんの奥さんと浮気していると思っているらしい。天童は「違いますよ。主人と踊りたいだけです。」とあっさり否定。果たして真意はどうなのか。天童は「奥さんと話してみたい。」と言うと、タバタさんの奥さんと電話をすることに。鶴瓶は交換条件を出す。「奥さんと話しても絶対に興奮しないで下さいよ!」これが条件だ。

最初に鶴瓶が電話。事務所の人間だけあって、先生たちには腰が低い。そして天童に電話を代わる。天童は「あ、タバタ先生ですか?いつも主人がお世話になっております。」と何とも礼儀正しい挨拶をした。と、思いきや・・・「いつもいつもとっても長い時間教えて頂いて・・・」となんとも皮肉たっぷりの発言。後ろでアタフタする鶴瓶をよそに、天童は皮肉混じりの不満を続ける。天童が電話を切ると鶴瓶は「興奮しないって言ったじゃないですか!クレーマーですか!」と怒鳴る。ここで中井さんのOKコール。

天童さんは、気さくなお人柄であることでお馴染みだ。「浮気調査」や「クレーマー」といったような少し馴染みづらいものが話題の中心になっても、会場は暖かい雰囲気で、シリアスとは程遠いものであった。天童さんが持つ不思議な力なのかもしれない。

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