設定は、子供部屋。取材に来ていたテレビ情報誌の方からのリクエストを採用して子供部屋に二人で居る所からスタートすることになった。ドラマは、ベッドで寝ている鶴瓶とその傍らで漫画を読んでいる佐野のツーショットから始まる。漫画本を読んでいた佐野は、「こんな本ばかり読んで・・。」と甥であろう鶴瓶の息子の部屋であるというつもりで台詞を言うが、鶴瓶は自分の事を言われているのだと思ったらしい。鶴瓶は、子供の頃の様相そのままにして昔の思い出を大切にしてあるということにして、つじつまを会わせる。鶴瓶と佐野は、兄弟でもう一人後からやってくるという長男と合わせて3人兄弟ということになる。長男は、大きな会社を経営しており、鶴瓶は、独身で会社勤め。佐野は音楽関係の舞台監督をしているという。佐野は、家族会議のために実家に帰って来たところである。佐野は、父親に多額の借金をしているということである。鶴瓶が「おまえ親父に借金しているんだから、そんな仕事やめて家を継げ!」と説教をする。どうしても継ぎたくない佐野は、何とか逃れようとするのだが鶴瓶は、新たな事件を持ち出して尚も佐野を説得しようとする。「実は、親父な・・。お前の同級生と結婚するらしい・・。」それもその彼女のお腹には子供が有るというのだ。「近所の人たちの目もあるのでその彼女と子供は、お前の女房と子供のように見えれば・・。」という人目を気にする鶴瓶の勝手な考えなのだ。勿論嫌がる佐野である。そんな所に長男が来たらしい。佐野は、あたかも長男とやりとりしているように部屋を出て一人芝居をする。しかし長男は、ドタバタに巻き込まれたくないということらしくさっさと逃げてしまうのだった・・。