ポキっと鳴ったら要注意!ひざ寿命を延ばす方法

2020年3月8日(日)放送 【第396回】
ポキっと鳴ったら要注意!ひざ寿命を延ばす方法

サマリーSummary

ゲスト:高橋みゆき
ゲンキスチューデント:木下桜
ゲンキリサーチャー:くわばたりえ
ドクター:竹内良平
しゃがんだ時にひざから音がする事はありませんか?もしかしたらその音は「ひざ寿命」が縮まっているサインかもしれません。ひざ寿命が尽きると「変形性ひざ関節症」が起こり、強い痛みから歩行困難につながる恐れもあります。そこで今回は、ひざ寿命の延ばし方を徹底リサーチします。

危険なひざの音の見分け方

<問題のないひざの音>
・高い単発音
・痛みがない
・何度もならない
ポキ・パキといった高い単発音で、痛みがなく何度も鳴らない場合は生理現象です。ひざ寿命に影響はありません。

<危険なひざの音>
・低い連続音
・痛みがある
・ひざを曲げるたびに鳴る
ギシギシ・ゴリゴリといった低い音は、軟骨がすり減っている音。ひざの痛みにつながる可能性があります。

ひざ寿命チェックポイント

下記に一つでも当てはまる場合は、ひざ寿命が短くなっている可能性があります。

・O脚になっている
脚の形がアルファベットのOのようにみえる、O脚。ひざとひざの間に1本以上、指が入る場合はO脚で、ひざの内側に負担がかかりやすくなっています。

・深くしゃがめない
ひざがしっかり曲げられない人は、ひざ周りの筋肉がこわばっていて、ひざに大きな負担がかかった状態です。

・ひざの裏が床につかない
平らな床に寝転んで、床にひざ裏が着くかチェックしてみてください。床に着かない人は、脚を真っ直ぐに伸ばせずひざが曲がってしまった状態。ひざ裏の筋肉が凝り固まり、ひざ関節の支えが悪くなっています。

・扁平足
正常な場合、足の裏のアーチ部分が衝撃を吸収してくれますが、扁平足の場合は、衝撃が足の裏で吸収されにくく、ひざに及んでいます。

タイプ別!ひざ痛予防セルフケア

ひざに負担のかかる行動に気をつけながら、セルフケアを実践してひざ寿命を伸ばしましょう。

・ひざ周りのこわばりにオススメ「背伸び体操」
<方法>
▼2、3cmほどの段差を作る
▼段差に指先から半分ほど足をのせて背伸びをする
▼10回1セットを1日3セット行う
※転倒に注意して行ってください。

・ひざ裏の凝り固まった筋肉にオススメ「タオル体操」
<方法>
▼足の指先にタオルを巻き 引っ張る
▼1日5分を3回行う

・扁平足にオススメ「グーパー体操」
<方法>
▼座って足の指をグーパーさせる
▼10回で1セット、1日3セット行う

推定人数2500万人!「変形性ひざ関節症」

変形性ひざ関節症とは、体重や加齢などが原因でひざ関節がO脚に変形し、軟骨がすり減り骨同士がぶつかって強い痛みが生じる病気。痛みから歩行困難につながる事もあるので注意が必要です。ひざに不安がある方は、早めに病院を受診しましょう。

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