ドラゴンズ村松開人「悔しい以外何もない」開幕スタメン落ちから冷静な奮起で正遊撃候補へ

ドラゴンズ村松開人「悔しい以外何もない」開幕スタメン落ちから冷静な奮起で正遊撃候補へ

「とある妄想しがちなファンのドラゴンズ見聞録」
CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日午後12時54分から東海エリアで生放送)を見たコラム

例年にない攻勢を見せている今年のドラゴンズ。タイガース戦での連敗で、少し勢いを落としたようにも見えるが、昨シーズントップクラスの働きをした岡林勇希選手は、実戦復帰からまだまもなく、試合に出場しながら調整している状態であったり、高橋宏斗投手(※「高」は「はしごだか」)も復調の兆しを見せており、去年開幕スタメンだった福永裕基選手もファームで猛アピールを続けており、もう一層加速させる役者は待ち構えている。そんなドラゴンズを現在、若い力で押し上げているのが村松開人選手だ。

今回のサンドラでは、そんな村松選手がオフのトレーニングやキャンプ、開幕のときに感じていたことなどに迫ります。

荒木氏の指導で守備が開花

「サンデードラゴンズ」より村松開人選手©CBCテレビ

ドラフト2位で指名され、ルーキーイヤーだった昨シーズンは98試合出場、打率.207、本塁打1、打点20という成績。シーズンオフには走攻守すべてのレベルアップを図るべく自主トレに励んだ。オフのトレーニングを経て、村松選手の打撃フォームは変化した。

光山アナ「打撃フォームがどなたかに似ていると言われる?」

村松選手「言われますね。高橋由伸さん。こういうふうに打っていこうとか、こういうふうにアプローチしていこうとか取り組んだときに、それがだんだん高橋由伸さんのフォームに似てきて、去年に比べてミスショットがちょっと減ったかなっていうのと、今年は軸が少し後ろになっているんで、その分ボールが見やすくなっているかなと」

新たな打撃フォームで実戦でもアピールを続けつつ、レベルアップした守備面も目をひいた。去年までコーチだった、荒木雅博氏も「オフの間に守備が上達している」と元教え子の成長に嬉しさを隠しきれない様子で語った。

村松選手「去年のシーズン終わりにようやく荒木さんの言っていることが理解できて…」

光山アナ「ずばりどんなことですか?」

村松選手「結構言うの難しいんですけど、簡単に言ったら足を使うということだけど、足を使うと結構難しい。ただ足を使うことではない。自分の狙ったところに入れるかとか、バウンド見て合わせるのではなく、自分から合わせに行くというのはやっていましたね。それができるようになったので、幅が広がりましたね」

攻守両面ともに、1段階レベルアップしたことがオープン戦打率.286と、数字でも結果を残して開幕スタメンへの期待が高まった。

「率直にすごく悔しかった」開幕ショートの座は掴めず

「サンデードラゴンズ」より村松開人選手©CBCテレビ

しかし、開幕ショートはクリスチャン・ロドリゲス選手が選ばれた。その時の心境についてこう語った。

村松選手「素直にすごく悔しかった。悔しい以外何もなかった。(C・ロドリゲス選手は)身体能力がすごく高いので、ランニングスローもそうですし、肩の強さはショートをやる上で必要な部分だと思っているので」

そんな思いを持ちながらも、村松選手は冷静さを失わずに静かな闘志を燃やし続けていた。

村松選手「まだ143試合のうちの1試合という考えもありましたし、絶対にチャンスは来るというふうに思っていたので、特に今までとやることは変えずに過ごしました」

開幕3戦目に、その最初のチャンスが訪れた。代打で出場し、期待に応える2安打でしっかりと次なるチャンスへの足掛かりとした。そこからは、スタメン出場の機会も増え守備力も発揮して存在感を日に日に大きくしている。

村松選手「まだここから何試合もある中で、去年100試合は出ていないのでまず100試合以上しっかり出ることと、打率も開幕前に.280以上打つといったのでそれを目標に打って、あとは本当に優勝したいっていう思いが強いので、それに貢献できるようなプレーがしたいなと」

インタビューの中で、自身の技術的な変化や感情、目的意識についてもすべて客観的に捉えて黙々と自分のやるべきことに向かって努力する態度が伺える村松選手。大学時代に怪我を乗り越えて、キャプテンを務めていた多様な経験からその目の前のことに集中するような姿勢が育まれたのかもしれない。まだ、見極めが続く状況の中ショートのレギュラー争いが楽しみだ。そのレギュラーを掴み切るために必要な条件を、現役時代ルーキー時代から高橋由伸氏のライバルとされていた川上憲伸氏にぶつけた。

「サンデードラゴンズ」より村松開人選手©CBCテレビ

光山アナ「レギュラー獲得へ…何が一番必要?」

川上氏「チームに何を求められているかということだと思うんですね。守備は、荒木さんが言われたように想像以上にショートでいけるなという感じです。バッティングについては、見ていて悔いが残るバッティングがあるんじゃないかなと。高橋由伸さんのフォームを真似していましたけど、高橋由伸さんは初球から結構振ってくるんですけどあんまり合わせるバッティングはしないんですね。最近のバッティングは、ちょっと合わせている感じがあるのでもっと思い切りがあってもいいんじゃないかなとか。バッティングのメリハリも欲しいかなというところです。それさえできればもうレギュラーいけるんじゃないかなと思いますね」

対戦相手として高橋由伸氏を見てきた川上氏ならではのアドバイス。村松選手は自身でしっかり言語化できる能力も高いので、錬磨しつつ試合の中で修正して更なるレベルアップが期待できそうだ。開幕時の悔しさを、村松選手が一番強い目標として掲げる優勝という喜びで塗り潰せるような一年になるように力強く目の前のボールに向かっていって欲しい!頑張れ村松選手!頑張れドラゴンズ!

澤村桃

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