新入社員たちが入社して徐々に周りの先輩社員たちと言葉を交わすようになる時期です。そんな中、新入社員の女性の態度に「僕に気があるの？」と戸惑う男性から相談が、ＣＢＣラジオ『八木志芳の私たちは求めてる』に寄せられました。4月14日の放送では、パーソナリティの八木志芳が、女性の本心の見抜き方を相談者にアドバイスします。

僕に気があるんですか？

相談は以下の内容です。

「4月に入り、新入社員3人の指導をしています。その中の女性一人がよく質問をしてきます。最初は座学が終わる時に仕事の質問、社員食堂ではたまにプライベートな質問もあります。答えられる範囲では対応していますが、会社ですれ違う時2回に1回くらいは話しかけられます」（Aさん）

Aさんは「自意識過剰かもしれない」としつつも、その女性に「好意を持たれているのかな」と思いを巡らせているそう。

八木「この新入社員の女性は相当コミュニケーション能力が高い方なんだと思う」

即答です。

どこまでがプライベートか

「よく話しかけてくるというのは、コミュニケーション上級者のテクニック」と八木。
相手に覚えてもらえるし、コミュニケーションが取れればその後の仕事もやりやすくなります。

その彼女がどこまで考えているかはわかりませんが、少なくとも相手とのコミュニケーションをよく考えている女性ではないかと推測します。

八木「その話しかけているというのが、Aさんだけなのか他の人にもなのか…で大きく違ってくる」

この部分が重要だと八木。
Aさんの相談には「プライベートな質問もされる」とありましたが、一般的にプライベートな質問というのも「ご結婚されているんですか？」くらいであれば、普通に聞くといいます。

八木「これは正直言いますね、自意識過剰です！断言してしまってごめんなさい」

チョロい男性たち

文末にはこんな一文がありました。

「ちなみに僕は妻が看護師長で、単身赴任をしていて娘二人も稼いでいるので現在一人暮らしです」（Aさん）

八木は、「現在一人暮らしです」という言葉から、これはAさんが「隙を出したいという心理があるから」と深読みします。

八木「だって『現在一人暮らしです』って書いているんだったら『一人暮らしだし、（女性との関係に）踏み込んでもいいかな』と思っちゃったってことでしょう…チョロすぎ！（笑）」

この話を聴いているリスナーにも「僕も経験があると思った方はチョロい！」と追撃。

八木の周りにはコミュニケーションを積極的にとる人が多いようで、そのようなやり方で気に入られて仕事をやりやすくしようという人なら、男女問わず大勢いるとのこと。
今回の新入社員も、「特にAさんに気があるわけではない」といいます。

勘違いで痛い目に

八木「食事に誘ってくれた（誘いに乗ってきた）＝OKする＝男女の付き合いがOK、ではないですから」

そして「いいですか？これは本当によく（この番組でも）言っている」と続けます。

八木も仕事関係で男性を食事に誘いますし、個人的にも男性と二人で食事に行くこともあるそうですが、別に気があるわけでもないし踏み込むこともないそうです。

八木「『付き合ってください』って言われていないんだったら、勘違いすると、後々自分が痛い目にあいますよ」

そんなことにならないように「私みたいにはっきり意見を言う人を信用して、あざとい女子に引っかからないように気をつけて！」と呼びかける八木でした。
（野村）