自分の意見だけ延々と語る夫に辟易…どうしたらいい?

自分の意見だけ延々と語る夫に辟易…どうしたらいい?

CBCラジオで放送されている『北野誠のズバリ』の人気コーナーのひとつが、「大人電話相談室」。人生や恋愛などの悩みに対して、パーソナリティの北野誠がズバリ回答しています。6月27日の放送では、夫の演説に辟易しているという方の相談に乗りました。

テレビを見るとウンチク

今回、電話でお悩みを打ち明けたのは、60歳女性のAさん。

家の中で夫が演説のように自分の意見を言いまくり、それを聞くのが苦痛とのこと。
このストレスを夫にわかってもらうにはどうしたら良いのかという相談です。

夫は2歳年上で結婚して35年ほどで、2人の娘さんは家を出られて、ご夫婦と犬だけの生活。
ちなみに夫はかつて新聞記者をしていて、自分の主義や確固たる考えを持っているとのこと。テレビでの話題に対し、ウンチクと自分の意見や批判を長々と述べるそう。

例えばニュース番組で、パリ五輪のメダルのデザインが発表されたという話題に、Aさんは「メダルがフランスらしくていい感じ」ぐらいのことを言おうとしました。

しかし、夫はかつて大学でフランス語を専攻していて少し話すことができ、フランスに思い入れがあるからか、パリの市民がどうやって今の自由を獲得したのか、フランス革命の内容などをとうとうと語りました。

毎回自分の言いたいことだけ言って、Aさんの意見も聞かずに書斎へ入るのも苦痛のひとつだそうです。

あらためて気づいた性格

この夫の話を聞いて、同世代の北野はどう思ったのでしょうか?

北野「ご主人はAさんに甘えてます」

そして、こどもが家にいた時は子育てがメインだったために気づかなかっただけで、夫は元からそのような性格だったのではないかと推測。

北野「1人抜け、2人抜け、会社でも今までしゃべってたやつがいなくなったから、奥さんしかないんですよ。ラリーじゃなくて、壁打ちテニスなんですよ」

さらに北野は、1日20分程度のことなので修行だ、徳を積んでいると思えば良いとアドバイスしました。

他人に迷惑をかけていないか心配

Aさんは自分だけではなく、長女の夫にも同じように話をしているので、他人にも同じように話をして、疎まれているんじゃないかと心配。
娘からは「話を聞くから悪い。本人に気づかせるべき」と言われたそうです。

これには「それは心配する必要はない。旦那さんもそこまで働いてこられて、むやみやたらと言ってないですよ」とフォローする北野。

また「夫は同じことを話す」とも語るAさんに、北野は「それは年齢的なもの」と答えました。

ただ、話が一方通行ばかりでは夫婦のコミュニケーションとして寂しいもの。
北野はさらにアドバイスします。

一方通行にしないためには

北野「会話するしないは別として、ひとしきり聞いた後に『私、ただ単にメダルええな思ただけやったんやけど』ぐらいはツッコんでもええと思います。

最後に『その話はわかったけど、ただ単にメダルのデザインがいいなと思っただけなんやけど』って付け加えておくのが大事です。

そうすると、『ちょっと俺、しゃべりすぎたな』と思うから。必ず最後に付けるだけでいいと思います」

また、長女の主人が夫の話に付き合わされるのが申し訳ないというAさん。
北野は「娘婿なんて、しょせんそんな役割ですから」ときっぱり。
パーソナリティの松岡亜矢子も「お父さんがしゃべってくれるんだったら、自分から話さなくて良いのでむしろ楽」と付け加えました。
(岡本)
 

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