プロ野球は後半戦に突入。中日の前半戦MVPは誰?
セ・パ交流戦が終わったプロ野球は、6月21日からリーグ後半戦。中日ドラゴンズは、バンテリンドームでの広島3連戦を2勝1敗で勝ち越し、また25日の阪神戦でも初戦を1対0で勝利し単独5位へと浮上しました。24日放送のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、ダイノジの大谷ノブ彦と加藤里奈が、これからの中日に必要なことについて語ります。
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「最近、X(旧Twitter)で、『#このシーン嫌いな人いない説』というタグでプロ野球のいろいろなシーンを上げるのが流行っています。おふたりはご覧になりましたか?」(Aさん)
加藤は4月14日、阪神タイガース戦での田中幹也選手のファインプレーを、大谷は4月2日、読売ジャイアンツとのホーム開幕戦。細川成也選手のサヨナラホームランを見たそうです。
大谷「細川選手、松山(晋也)投手、最初苦しんでたよね。(髙橋)宏斗もフォームのことで叩かれたりしたけど、いまその3人すごいよね」
加藤「頑張ってる!」
前半ドラMVPは?
「ペナントレース、折り返しに入りますが、おふたりが選ぶ前半戦のドラゴンズMVPは誰ですか?」(Bさん)
加藤「難しいけど(オルランド・)カリステ」
大谷は先ほどの細川選手、松山投手、髙橋投手を挙げました。
大谷「宏斗がフォームを改造して、一段上に行きたいっていう気持ちは素晴らしいことじゃん。それを真似だとか頭ごなしに否定するのは違うような気がする」
物議を醸した山本由伸型のフォームから再度修正し、現在に辿り着いた髙橋投手のこだわりを熱い口調で語る大谷。
大谷「絶対あれは無駄なことじゃなかったと思う。完全にいまドラゴンズのエースだと思います」
一方、加藤は中田翔選手の守備に言及。精度の悪い一塁への送球を何度も捕ってアウトにしたことを評価しました。
大谷「僕は中田翔の思いっきりが見たいです。なので立浪さんのバッティング指導だけ、もう少し控えていただきたいです。聞いてたら怒られそうだけど」
シーズン当初の「一発が出るかも知れない中田選手の雰囲気が必要」と続ける大谷。
立浪監督の笑顔
「ここからの戦いで起爆剤になって欲しい選手を挙げてください。自分は(ダヤン・)ビシエド選手や石川昂弥選手が一軍で活躍して欲しいと思います」(Cさん)
加藤「ビシエド選手、活躍して欲しいですよね」
大谷「あと支配下のもうひと枠。松木平優太投手が最後のひと枠で上がってきて、初先発初勝利なんかなっちゃったら、ガラって空気変わると思うよ」
中日は勝ちが続く時は、陽気に浮かれるいい雰囲気なのですが、負けが続くと明らかに暗くなりがちです。
大谷「はしゃいだり、喜ぶみたいな方向に持って行った方がいいような気がするけどね。ビシエドがホームランを打った時の立浪さんの喜び方、あれを毎回やって欲しいね」
加藤「あれ、いい笑顔だった」
今こそベテラン
「今こそベテランの底力に期待したいです。投手は先に一軍昇格した田島慎二投手、野手は一軍復帰が待たれる木下拓哉捕手。このふたりにドラゴンズを変えて欲しいです」(Dさん)
大谷「田島投手、最初は負け試合みたいな試合から投げていくのかもしれませんが、これからベテランの力が必要になってくるからね」
報道によれば、木下捕手はスローイングを強くするために足腰を鍛え直しているようです。
OB戦、あとはこの人
「OB戦のグッズ、私は権藤博さんのタオルを昨日注文しました。現役知らないけど、父が同じ年で、現役時代を知っているお父さんにプレゼントしようかなと思います」(Eさん)
加藤「素敵。そういうプレゼントもいいですねえ」
大谷「当時は応援タオルもなかったから、そういうとこも新鮮なんだね」
また同局の榊原悠介アナウンサーの妻・三浦志麻さんについてはこんな情報が。
「チアドラOBとしてOB参加するそうですよ」(Fさん)
そして大谷が期待するのはこの人。
大谷「あとは落合さんだな」
落合博満さんには、大谷だけでなくファンもみんな期待していることでしょう。
(尾関)