保阪尚希【スジナシ】サイレント芝居最長!?鶴瓶「黙る勇気っているんですよ」
【2005年7月7日初回放送】
映画・芝居・ミュージカルにと大活躍の二枚目保阪尚希が登場。保阪のスタッフ曰く「スジナシは保阪のためにあるような番組」と。即興ドラマの設定は「夜明け前」。スタジオには、どうみても怪しい雰囲気の、散らかった部屋がつくられている。布団が敷かれた真っ暗な部屋、窓からはそろそろ朝日が・・といったセットである。どういう状況から即興を始めるか? お互いに「何も考えてない」同士の対決。探り合う二人。スタート秒読みカウントの0秒で、鶴瓶は布団の中に潜り込んだ。保阪は鶴瓶の枕元に座る・・。緊迫した空気の中、即興は展開していく。が!!怪し気な雰囲気の保阪は、厳しい表情のまま、いつまでたってもセリフを発しない。いったい何者なのか? 鶴瓶は必死で仕掛けるが、あいかわらず全くしゃべろうとしない保阪(しかし、黙って鶴瓶のズボンをたたんだりする)・・。延々と時間が経過していく。沈黙の芝居から糸口を探ろうと必死の鶴瓶。しかし、何かを口にするごとにどんどん墓穴を掘って行く。歴史的沈黙は、結果「冒頭から八分間」継続の記録的事態となった。やっと保阪が口を開く・・。「えっ?」怪し気な男の保阪が実は長年会っていない弟であるという。それも職業は刑事・・。保阪が口を開くまでにさんざんいろんなことをしゃべっていた鶴瓶は、「自らの殺しまで白状」しての全力の帳尻あわせ。しかし、保阪は「その時殺された'雌犬'は・・」と大どんでん返し!!思わぬ展開に、スタジオのスタッフは笑いを堪える。観客席も大爆笑!! OKの声がスタジオに響いた瞬間、鶴瓶は「そんなアホな!」「信じられへん!」と悔しさを露にしたのだった。