暑さの天敵「湿度」はペットボトルを凍らせて解決!? エアコンに頼らず涼をとる裏ワザ
電気代が高騰する昨今。特に、夏に欠かせないエアコンは例年以上に電気代がかさみ、家計を圧迫しかねません。そんな電気代を少しでもおさえるため、エアコンに頼りきらず、アイテムを使って涼をとる裏ワザがSNSで話題になっています。家で簡単にできる、その裏ワザとは!?
凍らせたペットボトルを置くだけで除湿!?湿度が下がると体感温度も下がる!
同じ気温でも、湿度を下げるだけで体感温度は下がります。ジメジメした部屋の湿度を下げてカラッとさせるには除湿が必要。
そこで活躍するのが“凍らせたペットボトル”。
ペットボトルに水を入れて凍らせ、部屋に置くだけで湿度を下げることができます。
空気中に含まれている水分が冷たいペットボトルに冷やされ、“結露”となってペットボトルの表面に付着。その水滴の分、空気中の水分が減り部屋の湿度は下がるという原理です。
実際に、ケースで囲んだ湿度60%の狭い空間に凍らせたペットボトルを置いたところ、たった2分で20%以上も湿度が下がることが分かりました。
熱帯夜には、エアコンに頼りきらず枕元に凍らせたペットボトルを置くと、快適に寝られるかもしれません。
ミントの香りが体感温度を4度下げる!? 家で簡単に作れるアロマスプレー
名古屋に本社を構え、アロマ関連製品を企画・販売する会社「アロマスター」の広報・芦川さんは、体感温度を下げるのに「ミント」が役立つと言います。
ミントの香り(清涼感を出す成分「メントール」)を嗅ぐだけで、クールダウン効果があるそうです。日本アロマ環境協会によると、実際に香りを嗅がずに水温28度の水に手を入れた場合と、ペパーミントの香りを嗅いで水温32度の水に手を入れた場合を比較したとき、体感温度は同レベルという実験結果が出ています。
ペパーミントの香りを嗅ぐことで4度も体感温度が下がるというのです。
そんなミントを使ったアロマスプレーは、家で簡単に作ることができます。
<用意するもの>
・アルコールに対応したスプレーボトル
・精製水 45ml
・エタノール 5ml
・ペパーミント精油(もしくはハッカ油) 5~10滴
全ての材料を混ぜるだけで、ペパーミントの香りが楽しめるアロマスプレーの完成!カーテンやマスクに吹きかけたり、リボンに染み込ませて扇風機につけたりするのもオススメです。
さらに、ミントには涼しく感じるだけでなく、消臭や虫よけの効果も期待できると言います。この夏、エアコンに頼りきらず、アイテムを使って涼をとってみてはいかがでしょうか?
CBCテレビ「チャント!」7月28日放送より