国道なのに超危険!?走行困難な日本三大酷道「国道157号」 激レア標識「40高中」&路上河川「洗い越し」も

2023年11月21日(火)放送
国道なのに超危険!?走行困難な日本三大酷道「国道157号」 激レア標識「40高中」&路上河川「洗い越し」も

全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』では、道マニアがイチオシの道をご紹介。今回は、“酷道界の横綱”と名高い岐阜県の「国道157号」を巡りました。(この記事では道情報だけをまとめてご紹介します)

「危険 落ちたら死ぬ!!」の看板があった危険な酷道

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

石川県金沢市から岐阜県岐阜市までをつなぐ「国道157号」は、“酷道界の横綱”と道マニアは言います。特に、岐阜県本巣市から福井県大野市に入った所辺りまでが酷道区間と言われており、日本三大酷道の一つと呼ばれるほどの過酷な道なのだそう。

岐阜県本巣市から国道157号を北上すると、橋の近くには「大型車通行不能 最終回転場」と書かれた看板があり、その先は道路幅員狭小で大型車が通ることができないため、引き返すよう促しています。

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

橋を超えて集落を抜けると酷道区間へ。道幅が狭く曲がりくねった山道は、国道なのに走行するのが困難なほど。道幅を確保するため、ガードレールの代わりにポールとロープを設置している山道区間も。

かつては「危険 落ちたら死ぬ!!」の立て看板があり、インパクトのある表示で注意喚起していたのだとか。役目を終えた看板は5年前に撤去されたそうですが、酷道区間はスピードを落とし、気を付けて走行する必要があります。

今も残る激レア標識「40高中」

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

道中では、「高速車および中速車は40km/h制限」を表す通称「40高中」の標識が見られます。

1992年までは車両が「高速車」「中速車」「低速車」と3種類に区分されており、それぞれ法定速度が異なっていました。

制限速度の改正により現在その区分は廃止されていますが、撤去されることなく30年経った今でも残っているのは激レア標識のようで、道マニア界にもファンが多いのだとか。

水が路上を流れる川!? 国道157号名物「洗い越し」

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

さらに北上すると、水が路上を横切るように流れる、国道157号名物「洗い越し」が現れます。

橋を架けたり道路の下に溝を造ったりすることなく、あえて道路の上に水を流す“路上河川”が国道にあるのは非常に珍しいそう。「国道本線上に“洗い越し”があるのは2か所だけ」と道マニアは言います。

11月21日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より

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