加藤愛アナが三重県いなべ市大安町の『石榑茶』を調査! 飲むだけじゃない!食べても美味の愛され茶

2024年6月20日(木)放送
加藤愛アナが三重県いなべ市大安町の『石榑茶』を調査! 飲むだけじゃない!食べても美味の愛され茶 CBCテレビ『チャント!』いただきます!ほぼ地元だけ 愛されフード

その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている! その町で生まれ、根づく愛されフード。CBCの加藤愛アナウンサーが全力で調査します。今回は、『三重県いなべ市大安町』の『石榑茶(いしぐれちゃ)』です。

一口飲むと驚きの甘みとうま味に感激!

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聞き込みによると、『石榑茶』は大安町の石榑地区で生産。美しい色と強い甘みが特徴で、大安町で「お茶」といえば、ほぼコレだとか。

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そのお茶が味わえるという、石榑地区の『マル信 緑香園』におじゃましました。『石榑茶』生産農家が営む直売所&カフェで、茶畑越しに鈴鹿山脈を一望できるスポットでもあります。加藤アナがいただいたのは、石榑茶の中でも“かぶせ茶”という、お茶の木に黒い布を被せて栽培したもの。一口飲むと表情が変わり、「ものすごく味が濃いですね。渋みとも苦みとも違う。お子さんでもおいしいと思える甘さとうま味」だとか。黒い布で直射日光を遮ると茶葉の甘み成分が増すため、かぶせ茶は一層の甘さを感じるのです。

葉肉が厚い石榑茶の味わいは「お茶界のエスプレッソ」

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『石榑茶』は、水はけの良い土壌や寒暖差などの地の利を活かした特産品。軟らかく肉厚な茶葉が特徴で、湯を注げば4煎、5煎…と何度も楽しめるとか。水出しでもしっかりとした味でありながら、渋みが抑えられて、甘みとうま味が感じられるそうです。葉肉が厚い『石榑茶』の味わいを、店主は「お茶の世界のエスプレッソ」と表現しました。

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このお茶の楽しみ方は先があって、普通は捨ててしまう“出がらし”もおいしくいただけます。イートインでは、だし醤油が付いていて、急須から茶葉を皿に取り出したら、それをかけるだけ。加藤アナは「おかずになりますね。ご飯が欲しくなります。おひたしみたいな感覚」と味わいました。さらに、出がらしにひと手間を加えた佃煮のレシピも教えてもらいました。材料は砂糖、醤油、みりん、鰹節。鍋に出がらしの茶葉と調味料を入れてから、火にかけ煮詰めるだけ。仕上げに鰹節をふりかけて軽く混ぜれば“お茶のつくだ煮”の完成です。

石榑茶づくしのかき氷でおいしさを堪能

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『石榑茶』の始まりは、1700年代の江戸中期。江戸時代にアメリカやイギリスなどの諸外国へ輸出していたことも分かっています。『マル信 緑香園』は創業およそ150年。現店主は元体育教師で、地元で200年以上愛されるお茶文化を絶やしたくないと35歳で家業を継ぎました。その後は、取引先の要望にも応え、お茶本来の色を保てる石榑茶100%の“お茶ペースト”やシロップの“茶蜜(ちゃみつ)”を考案。

そして、イートインのメニューに加えたのが、巨大かき氷のその名も『石榑氷』です。陶器のうつわに大量のかき氷と茶蜜。さらには、濃厚石榑茶ジェラートと石榑茶プリンをオン。石榑茶を存分に味わえる逸品です。「お茶の濃い感じがものすごく出ています。あ~おいしい!」と、かき氷からも『石榑茶』の特徴をしっかりと感じた加藤アナでした。

(CBCテレビ「チャント!」6月20日(木)放送より)

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