言いづらいけど伝えたい!おばちゃんに学ぶ「お節介の焼き方」

言いづらいけど伝えたい!おばちゃんに学ぶ「お節介の焼き方」

6月23日放送のCBCラジオ『八木志芳の私たちは求めてる』に、このような投稿が届きました。「大学生の女の子と仕事をしていた時、落ちているものを拾おうとした瞬間、その子が履いていたベージュのズボンからショーツラインがくっきり透けてしまっているのがわかりました」(Aさん)相手のためを思って言いたいことがあるけど、いい伝え方が思い浮かばないというAさん。パーソナリティの八木志芳がアドバイスを送りました。

ショーツラインについて言いたい!

女子学生のショーツラインが気になってしまったAさんは30代の女性。
「異性なら、なお目がいってしまうのではないか」と懸念し、「いっそ女子学生のお尻を隠しながら歩いてあげたい」とのこと。

「深い仲ではなかったこともあって、『こんなことをどう伝えたらいいんだろう』とモヤモヤしながら、結局何も言えず家に帰りました。いい伝え方が思い浮かばなかった自分が不甲斐ないです」(Aさん)

八木も「異性同姓関係なくショーツラインは気になってしまう」と共感します。

八木「同僚とか一緒に働いている子に、(ショーツラインについて)何か言ってあげたかったと…優しいですね」

Aさんの優しい心づかいを、嫌な思いをさせることなく伝える方法はあるのでしょうか?

おばちゃん的な言い方

ショーツラインはデリケートな部分でもあるので、言われた相手は恥ずかしいと思うかもしれません。でも一方で「親切でっていう意味なら言ってあげていい」と八木。

八木「注意するっていうんじゃなくて、ショーツラインちょっと気になっちゃうみたいな感じで。大丈夫かしら?みたいな感じで言ってあげるのはいい」

八木は最近このような、言いづらいけど伝えたい!という状況になった時、打開する秘策を思いついたそうです。

八木「"おばちゃんをおろす"っていう方法を推奨してる」

自分もやろうと試みている最中なのだそう。
ストレートに言うよりも「おばちゃん的な言い方」で、人がいないところで周りを気にしつつコソッと言うのです。

八木「(おばちゃん風に)ちょっとちょっと!ショートラインがね、気になっちゃうからね、ちょっとね、トイレとかで見てきなさいね(笑)…とかね」

言われた側も恥ずかしくないし、「なんか嫌な感じにならない言い方って、おばちゃんじゃないかなと思って」と笑います。

おばちゃんのお節介は人類を救えるか?

「おばちゃん」のイメージの中には「優しさ」と「お節介さ」があると続ける八木。

八木「今は他人とのコミュニケーションが難しくなってきてて、お節介な人って嫌がられると思うんですけど、でも なんかその『お節介が人を救う』こともたくさんあるとな思う」

誰かのためを思ってお節介を焼きたくても、言い方に気をつけないと伝わらない相手もいます。
そこで出てくるのが「おばちゃん」なのです。
Aさんは30代とのことなので、おばちゃんの歳ではないかもしれませんが…。

八木「何か言う時に、ちょっとおばちゃんインストールで、言いたいことを伝えてみて」

一般的に「お節介を焼くおばちゃん」のイメージでパッと出てくるのは、飴ちゃんを配る「大阪のおばちゃん」でしょうか。身近な「おばちゃん」を参考にして、嫌がられないお節介を焼いてみて下さい。
(野村)
 

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