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指摘する?黙る?上司の勘違いに葛藤した話

指摘する?黙る?上司の勘違いに葛藤した話

CBCラジオ『しろくじちゃんとアホロートルが寝る前にほめるラジオ』は、シロナガスクジラのゆるキャラ・しろくじちゃんと、お笑いコンビ・アホロートルの林廉と安田遥香が、リスナーを褒めて癒すヒーリング番組です。3月31日の放送には、旅行会社勤務のリスナーから「我慢強い私を褒めてほしい」という投稿が寄せられました。

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訂正しない美学

「旅行会社に勤める私が以前上司とスイスのジュネーブに出張した時の話です。上司が『おお、海が見えてきたな』というので、『これ湖っすよ』と言おうか迷いましたが、我慢しました」(Aさん)

上司のミスを、敢えて指摘せず黙っていたというAさん。そして、Aさんが言いたいことをぐっと我慢したケースは、他にもあったようです。

「また、ジュネーブの街中で、私がアプリを使って路面電車の時間を調べました。
『3分後に来るので乗って2駅目が目的地です』と言うと、上司が『時刻表いらずですごいアプリやな』と言うので、『これGoogleマップっすよ』と言おうか迷いましたが我慢しました。
どちらも上司に恥をかかせないよう指摘しなかった自分を、褒めてあげてください」(Aさん)

しろくじちゃん「これ、すてきですよね。『あ、こうなのに』と思っても、ぐっとじぶんの中でぎゅってするっていうのは、すごく大人って感じがしますよね」

しろくじちゃんのこの発言に、共感する林と安田。そして林も、実際にAさんと同じ体験をしていたといいます。

「キイクニヤ」書店

林が語ったのは、仲の良い先輩・黄昏魔人(たそがれまじん)の深沢さんとのやりとりでした。

新宿で車に乗った際、深沢さんはちょっとカッコつけながら「俺、本買いたいからさ。キイクニヤ行きたいんだわ。この辺にキイクニヤ書店あるかな」と言ってきたのだそうです。

林「もう絶対、紀伊國屋(きのくにや)書店なんだけどさ」

安田「(笑)かわいい」

林「深沢さん、やっぱり言わせない空気がある」

安田「ちょっと兄さん感があるからね」

林が「キイクニヤ」をスルーしたせいで、深沢さんは「キイクニヤでいいんだ」と確信。そこからは水を得た魚のように「キイクニヤ」を連発していたそうです。

林「『あっ、裏にもキイクニヤあるじゃん』『こっちのキイクニヤ行ってみよう』。その間、俺ずっと我慢して。ずっと言わずにおったけど」

深沢さんが間違えるたびに、修正したい衝動を我慢したという林。まさにAさんと同じ経験をしていました。しかしこの後、林はAさんとは違う行動に出たのです。

すべてはネタの肥やし

林「Aさんと唯一違うのは、僕その時は我慢したんですけど、それを元にネタを作ったんですよ。めちゃめちゃそのままのネタがあるのよ」

しろくじちゃん「たぶん、どっちもやさしさですよね。あんま言わないのも、そのときにしれっと教えてあげたら、次の場面で言い間違えなくて役に立つこともあるから…むずかしいですよね」

指摘しないことも、後でネタにすることも、それぞれの優しさの形なのかもしれません。

林「深沢さん、いっぱいあんだけど。こういうの。今んとこ、全部貯めとる」

安田「我々としてはね、ネタにさせてもらえるんで」

林「一番おもろいところで出そうと思って」

先輩の間違いを指摘できないジレンマを、すべてネタにぶつけているという林。さすがはお笑い芸人、どんな状況も笑いに昇華させているようです。
(minto)
 

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