9000店から選ぶ東海3県「好きな麺の店ランキング」!第3位~第1位を発表 東海ナンバー1“愛され麺”は唯一無二の味わいが人気のラーメン!?

2024年8月14日(水)放送
9000店から選ぶ東海3県「好きな麺の店ランキング」!第3位~第1位を発表 東海ナンバー1“愛され麺”は唯一無二の味わいが人気のラーメン!? CBCテレビ『デララバ』

爆笑問題・太田光と石井亮次アナウンサーが、東海地方の定番を深掘りするバラエティ『太田×石井のデララバ』!今回は、東海3県の「好きな麺の店ランキング」。愛知・岐阜・三重にある9000店以上(番組調べ)の麺のお店から選ばれた人気店を発表します!(中編『9000店から選ぶ東海3県「好きな麺の店ランキング」!第5位&第4位を発表 極太麺と混ぜて食べる「新名古屋めし」もランクイン』)

第3位 年間15万杯!クセになる辛さの「台湾ラーメン」

CBCテレビ『デララバ』

第3位は「味仙」(愛知)の「台湾ラーメン」。むせてしまうほどの辛さのクセになる名古屋めし。全店舗合計で年間15万杯出るのだとか。調査では「無性に辛い物が食べたくなる時がある」「むせるのが好き。夏でも食べます」との声が。

郭美英(みえい)社長によると、台湾ラーメンのルーツは、夫の郭明優(めいゆう)さんが台湾で食べたご当地ラーメン「担仔麺(タンツーメン)」とのこと。台湾ラーメンは、担仔麺をもとに、味仙が辛く味付けして独自に開発。辛くなった理由は、郭明優さんのこだわりだそうです。「インパクトもあるし、にんにくも唐辛子も好きだった。香り、うまみを出すのに試行錯誤した。まかないや常連さんに食べてもらって、評判がよくて定着した」とのこと。

デララバさんオススメの隠れた逸品は「台湾丼」。ご飯の上に甘辛のミンチ肉と、卵、ネギ、唐辛子などがのっています。ミンチ肉の濃厚さと、ネギのサッパリ感が楽しめます。

第2位 創業以来117年手打ち!濃厚な「味噌煮込うどん」

CBCテレビ『デララバ』

第2位は「山本屋本店」(愛知)の「味噌煮込うどん」。噛みごたえのある麺と濃厚な味噌に、ダシの効いたスープ。名古屋めしの定番中の定番メニューです。調査では「麺の硬さに衝撃を受ける」「赤味噌に入っているのがたまらない。名古屋人の魂」との声が。

山本屋本店の麺は一部店舗を除き、職人が手打ちで作っています。麺打ち工場の工場長の岩井さんは「手打ちをずっと継続していて、そこは変えられない部分。手打ちだと、何百回と細かく手で押しながらのばすので、フワッとしたやわらかさが出てくる」とのこと。手打ちは、やわらかい所と硬い所のムラが出てしまうのですが、それもおいしさだと考え、創業から117年ずっと続けているそうです。

麺が硬い秘密は、生地を水と小麦粉だけで練っていて、塩を使わないから。味噌煮込うどんは、塩が入っていない麺をそのまま味噌のスープで茹でます。味噌スープは元々塩度が高いので、麺の中には水分が入りづらくなり、硬い食感になるそうです。

第1位 “愛知のソウルフード” 唯一無二の味わいが人気の「スガキヤラーメン」

CBCテレビ『デララバ』

第1位は「スガキヤ」(愛知)の「スガキヤラーメン」。「スガキヤ味」と称される豚骨スープと魚介ダシをブレンドした唯一無二の味わいが人気の愛知のソウルフード。全世代、特に20~30代の女性から熱い支持を受けて1位に輝きました。調査では「手頃な価格で胃袋が満たせるのが良いところ」「誰でも食べられる味付けだと思う」との声が。

スガキヤ商品開発担当の鈴木正さんは「本当にうれしい。こんなに有名店ばかりそろっている中で1位となるのは光栄です」と笑顔です。

昭和レトロな新業態が大人気!?「レトロスガキヤ」の復刻メニュー開発に密着

CBCテレビ『デララバ』

創業78年のスガキヤは、今、新業態が大人気。6月27日(木)、スガキヤ大須店を昭和レトロ風に全面改装し、「レトロスガキヤ」として生まれ変わりました。

昨今のレトロブームに注目した若手社員が中心となり、若者には目新しく、オールドファンには懐かしい昭和の店舗を忠実に再現。制服も昔のユニフォームを再現したデザインです。1990年頃に発売した「ネギラーメン」、1984年頃に発売した「ヨーグルトシェーク」など、昭和のメニューを復刻しました。

オープン初日は、社員の予想をはるかに超える最大65人待ちの大行列。一躍、大注目スポットになりました。

番組は、復刻メニュー開発に独占密着。開発部員の皆さんに大変だったことを聞くと、「原料が手に入らないものが多く、再現するにあたって一番悩みました」とのこと。昔のレシピは残っていたものの、当時と同じ原料が手に入らないことがあって苦労したそうです。

皆が頼りにしたのは、入社45年の鈴木正さんの記憶。商品開発部で最もベテランの鈴木さんは、かつて店長として現場でも活躍していました。入社当時からスガキヤが大好きで、ほとんど毎日食べていたそうです。

鈴木さんは、当時の記憶をたどりながら、若い開発部員が試作する度に、自らの舌で味の再現度をチェック。これを約2か月間、毎日のように繰り返し、10種類の商品を復刻メニューとして甦らせました。鈴木さんは「何度も何度も試作したので、昔の味とほぼ変わりません」と自信を見せます。

CBCテレビ『デララバ』

オープン初日、昔の味を知っているお客さんの声を聞きました。学生時代に部活帰りにネギラーメンをよく食べていたという人は「そのままです。おいしかったです!」と太鼓判。高校生の時に食べていたというコーヒーゼリーを注文した人は「味が変わらない!」と大満足の笑顔です。

デララバさんが注目したのは「懐かしの特製ラーメン」。スガキヤでは1990年頃までは全てのラーメンにラードを使っていました。復刻メニューは、当時の味を再現するためにラードを使用しており、少しコクがあるスープが魅力とのこと。

「バンバンジー冷し」は、1997年に発売した激レアメニューを復刻しました。その頃は全国でバンバンジーが流行。当時は斬新な組み合わせで、かなりの人気メニューだったのだとか。本場中国の味に近づけるために、鶏肉を一つ一つ手裂きにしたため、人件費がかかりすぎてメニューから消滅したそうです。今回は、お客さんからの強い要望で、復刻を決意。手裂きをしてくれる海外の加工業者を探して依頼し、人件費を抑えながら当時の味を再現しました。

注文したお客さんに聞くと「復刻でこれがあった時、めちゃくちゃうれしかった。野菜もとれるし、たんぱく質もとれる。完璧な食べ物!」と絶賛。思い出の味は見事に再現されていたようです。

CBCテレビ『デララバ』8月14日(水)放送

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