大久保佳代子ならどうする?森本晋太郎、ドリンクのオーダーで新幹線に乗り遅れる。
『真誠presents 大久保佳代子・森本晋太郎のどうぞご自由に』(CBCラジオ)は、愛知県田原市出身の大久保佳代子さんと、事務所の後輩であるトンツカタン森本晋太郎さんが届ける30分番組です。12月14日の放送では、新幹線が来るまでの8分間に有名コーヒーチェーン店で起こった悲劇と、その後の意外な展開について森本さんが語りました。自分ならどうするかと考えさせられる、印象的なエピソードです。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く発車8分前のドリンク注文
先日、地方での仕事を終えた森本さんは、大久保さんと共通のマネージャー・仲本マネージャーと新幹線で帰る途中、駅構内にある某コーヒーチェーンでテイクアウトのドリンクを購入しました。
新幹線の発車まで残り約8分。店員から「4~5分ほどかかりますが大丈夫ですか」と確認されましたが、ホームまではすぐだったため間に合うだろうと考え、ふたりで生クリームがたっぷりのドリンクをオーダーしたそうです。
まず森本さんのドリンクが完成。生クリームが絞られ、フタが閉められてカウンターに置かれました。
続いて仲本マネージャーのドリンク。
担当したのは新人らしき店員で、作業中に戸惑う様子が見られたそうです。飲み物を上司に確認すると首を横に振られ、ドリンクはシンクに流されてイチから作り直すことに。
未完成ドリンクを手に走る!
次の作業は特に丁寧に進めていたため時間がかかり、「5分ほど」と言われていた待ち時間も延びていきます。新幹線の発車時間が迫る中、森本さんと仲本マネージャーは焦りを感じていました。
ようやく飲み物がカップに注がれたものの、時間は限界。そこで、仲本マネージャーが「もう、そのままで大丈夫です。クリームもフタもいりません」と伝え、未完成のドリンクを手に急ぎ足でホームに向かいました。
結局、ふたりは新幹線に乗り遅れてしまいました。調べたところ、次の便は10分後に発車することがわかり、それに乗ることにしました。
気まずすぎるフタ回収
ホームを移動する途中、仲本マネージャーはドリンクのフタをもらうため、再びカフェへ。
森本さんは「新幹線に間に合わなかった」という事実を、その店員にさりげなく伝えようとした行動にも見えたと振り返ります。
もちろん、フタが必要だったことも理由のひとつですが、森本さんには「あなたのせいで乗れなかった」という皮肉を含んだようにも感じられたのです。その行動に居心地の悪さを覚えた森本さんは、思わず目をそらしてしまったといいます。
森本「気持ちはもちろんわかるんですけど。僕は僕で、それが耐えられないというか。気まずすぎて見てらんなかったんですよ。下を向いてしまいました」
まさかのクリーム復活!
戻ってきた仲本マネージャーを見ると、ドリンクにはフタだけでなく、生クリームまで乗っていたのです。
この仲本マネージャーの行動に、「素晴らしい交渉術というのかな。当然の権利だと思いますよ」と感心する大久保さん。
とはいえ、森本さんはこの仲本マネージャーの行動に対する反応は、人によって大きく分かれるのではないかと考えたそうです。
「フタをもらいに行って、しかも生クリームまでつけてもらうなんて無理」という森本さん派と、「むしろ行った方がいい」という権利を主張すべき派です。
その中で仲本マネージャーと「大久保さんは、どっちのタイプだろうね」という話になったといいます。
大久保佳代子の場合
大久保さんは、「私は、大久保佳代子っていう名前が出ちゃって、顔が割れてるっていう可能性があるから、できません」と断言。
森本さんと同じで、自分がダメージを与え、人が嫌な顔をすることや、嫌な空気を作ってしまうこと、さらにその結果、知らない人から嫌われるのが耐えられないといいます。
大久保「でも『お前の仕事のせいで乗れなかった』ということは知らしめたいから、その子の視界に入るように行ったり来たりはするかも」
その店員さんが気付くようにうろうろしてみるという大久保さん。そしてもちろん、そのままでは終わりません。
店員に負い目を感じさせる一手
大久保「乗れなかったっていうことはわかってほしいから、もう1回逆に並んで、お金を払ってでも同じものを頼む」
森本「うぇーーー!!さすがだぜ!!マジっすか!!」
大久保「『えーまた来た!あっ乗れなかったんだ。しかもお金払ってもらってる。すみません…ああどうしよう』っていう風に思わせるかな」
手にフタなし、クリームなしのドリンクを持ったまま、全く同じドリンクを注文するという大久保さんです。
森本「怖すぎるって(笑)」
大久保「あれっ?しゃべってるうちにそっちが思いついたな」
森本「噂になるってー」
大久保さんのイメージ悪化を心配する森本さんです。
求ム!店全体の意識改革
大久保「反省というか、今後の彼女のためにも『こういうことが起きるんだよ』とわかってほしいから、視界に入るぐらいにしておきましょうかね」
森本さんによると、これは仲本マネージャーと同じ意見。仲本マネージャーも「今後の彼女のためにも」と言っていたそうです。
これは、駅構内という時間にシビアな環境で営業するカフェチェーンだからこそ。
大久保「あと先輩にも言いたいね。どういう教育をしてるんだお前っていう。そっちだな」
その新人ひとりではなく、店全体の空気を引き締める必要があるという大久保さんの指摘です。
そして矛先は森本へ
大久保「新幹線の駅構内で店をやるっていうことは、ひとりひとりの意識をもう1回引き締めないと、こういうことが多々起きる」
今回は、フタとクリームを再度もらいに来る程度のクレームで済んだものの、大きな問題が起きる前に対応を徹底する必要があると警鐘を鳴らします。
そして、森本さんにも一喝。
大久保「ただ根本を言うけど、そんな8分しかない時に生クリームを乗っけるものは絶対買わない」
森本「こっちにも来るんだ!」
思わぬとばっちりを受けた森本さんでした。
(minto)