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強肩炸裂!阪神・梅野隆太郎選手が紙飛行機の日本記録を樹立

強肩炸裂!阪神・梅野隆太郎選手が紙飛行機の日本記録を樹立

「梅ちゃんバズーカ」で知られる阪神タイガースのキャッチャー梅野隆太郎選手が、とある日本記録を打ち立てたことで話題になっています。12月17日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、このニュースに興味を示したつボイが自身の経験や見解を交えながら、小高直子アナウンサーと松本道弥アナウンサーと語ります。

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ファンも応援に

梅野選手は神戸市のノエビアスタジアム神戸で開催された折り紙飛行機のギネス記録に挑むイベントに参加し、持ち前の肩の強さを披露。紙飛行機を飛ばす距離の日本記録を達成しました。

世界記録には及ばなかったものの、従来の日本記録を3mほど上回る64.652mを飛ばしたとのことです。

強肩が持ち味の梅野選手。2019年のシーズンでは守備の送球でランナーをアウトにする「捕殺」を123個マークし、キャッチャーのプロ野球記録を65年ぶりに塗り替えた選手です。

当日は梅野選手の挑戦を応援しようとおよそ300人のファンが集まり、会場は熱気と拍手でいっぱいになりました。
日本記録の数値が出ると、場内は大盛り上がり。梅野選手自身も手を叩いて笑顔で喜んだようです。

紙飛行機を投げる練習は、当日の朝にしただけという梅野選手。

「これくらいで超えていいのかなという複雑な思いもあるけど、『やるからには』と思った結果が日本記録になったのは周りの方々のおかげ。貴重な経験をさせていただいたことに感謝したいです」と、喜びを語りました。
来季は日本一の奪回に向けて、捕殺日本記録の更新も狙っているようです。

スマートな形

自身が幼少期に遊んでいた紙飛行機の概念は、大きな翼で風を受けながらふんわり飛んでいくようなものだったというつボイ。
テレビでたまたまその様子を見て、イメージとのギャップに驚いたと言います。

つボイ「流線型で、ピュッと飛んでいくんでびっくりしました。いかに空気抵抗をなくして投げた力のまま飛ばすか、という理念のもとに折られた形なんでしょうね」

使用された紙飛行機は、「折り紙ヒコーキ協会」の藤原宣明さんがひとつあたり半日以上かけて作ったのもだそうです。
また、風の影響を受けないように挑戦は屋内で行なわれました。

梅野選手は合計44回投げ、最も遠くに飛んだのは3投目。
野球は手首のスナップが大事ですが、紙飛行機を投げる時はスナップを使いすぎるとかえって飛びません。
梅野選手も投げ方を微妙に変えながら飛ばしていたとのこと。

折り紙ヒコーキ協会によるこだわりの紙飛行機と、梅野選手持ち前のパワー、そして投げ方の工夫がかみ合って今回の記録達成となったようです。

世界の壁は厚かった

松本「日本記録は64.652mですけど、世界記録は88.318mですって」

小高「紙飛行機ってこんなに飛ぶんですね!」

梅野選手の記録はもちろん素晴らしいですが、世界記録はさらに24m以上長い距離を飛んでいるのに驚きです。
つボイはその差が生まれる要因に興味がわいた様子。

つボイ「投げる人の腕力の差なのか、それとも飛行機のデザインによって違うのか。どうやろなって所が気になりますね」

松本「プロ野球のキャッチャーっていうと、だいたい遠投で100mくらいは飛びますけどね」

つボイ「牽制、盗塁ズバーっと刺しますしね」

そんな梅野選手でも64m。いったいどんな人が投げると、88mも飛ぶのでしょうか。

つボイ「どんな体型で、どんな腕力で、さらに飛行機はどんなデザインなのか。世界記録出した人、見てみたい」

日本の文化、紙飛行機。いつか日本人の手で世界の壁を越えてみたいものです。
ギネス世界記録を出した紙飛行機の折り方は公開されているので、実際に折って飛ばしてみるのも面白いかもしれません。
(吉村)
 

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