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いま注目!幸せホルモン健康術…「ドーパミン」ドバドバ!気持ちからドンドン健康になる方法

いま注目!幸せホルモン健康術…「ドーパミン」ドバドバ!気持ちからドンドン健康になる方法
CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』

身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介する番組『健康カプセル!ゲンキの時間』。
メインMCに石丸幹二さん、サブMCは坂下千里子さんです。
ドクターは、
帝京大学 医学部 精神神経科学講座 主任教授 医学博士 功刀浩先生
慶應義塾大学 システムデザイン工学科 教授 工学博士 医学博士 満倉靖恵先生
の二名です。

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【動画】簡単ストレッチで幸せホルモンを分泌!リラックスできて腰痛予防にもなるストレッチ2種はこちらから【1分08秒~】

今回のテーマは「〜気持ちの老化が不調を招く!?〜いま注目!幸せホルモン健康術」

やる気が出ない・食欲不振・疲れやすい・寝つきが悪く熟睡できない。現代人に多いこれらの悩みには、頭の中で働くある物質が影響している可能性があるそうです。それが幸せホルモン「ドーパミン」。ドーパミンは、楽しいことがあった時や嬉しい時などに分泌され、物事を楽しんだり、喜んだり、活力ある毎日を後押ししてくれる幸せホルモン。ところが、過剰なストレスが続くとドーパミンを作る機能が低下。何をやっても楽しくない、やる気が出ないといった状態に陥りやすくなってしまうのだとか。そして、この状態が続くと将来的に認知症のリスクを高めることがわかっているそうです。そこで今回は、ドーパミンを出して、気持ちからドンドン健康になる方法を専門医に教えてもらいました。

幸せホルモン「ドーパミン」の基礎知識

CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』

<ドーパミンについて>
幸せホルモンとも呼ばれる「ドーパミン」は、楽しいことなどがあった時に分泌されます。他にも嬉しい時や、前向きな気分の時、軽く身体を動かした時、おいしいものを食べた時などにも分泌されるのだとか。脳を刺激して健康に導いてくれるドーパミンは、誰でも簡単に分泌を促すことができるそうです。

<ドーパミンと認知症の関係>
先生によると、ドーパミンには認知症の原因となるたんぱく質ができるのを防ぐ役割があるとのこと。学習の達成感や趣味・生活をエンジョイしている人などは、ドーパミンが分泌されるため認知症になりにくいそうです。

「ドーパミン」ドバドバポイント(1)フラダンス

<フラダンスについて>
フラダンスとは、ステップを踏みながら、手や身体の動きで自然の風景などを表現するハワイの伝統的な踊り。簡単なステップとフリを覚えれば、身体への負荷が少なく高齢者でも気軽に楽しめるそうです。

<フラダンスでドーパミン分泌>
軽い運動は、ストレス軽減になりドーパミンの分泌を促すことがわかっています。さらにフラダンスは、初心者でも取り組みやすく「できた!」という喜びも加わるのでドーパミンの分泌量アップが期待できるそうです。

<自宅で簡単!ドーパミン分泌術>
家で簡単に運動してドーパミンを出すなら、音楽を聴いて簡単な足踏みをするだけでもOK!誰かと一緒に楽しんで行うとより効果的だそうです。

「ドーパミン」ドバドバポイント(2)鰹

<鉄分とドーパミンの関係>
現代人に不足しがちな「鉄分」は、身体の中でドーパミンを作るのに必須の栄養素。鉄分を摂るとドーパミンが作られやすくなるので、意識して摂ることがドーパミン不足に陥らないためにとても重要だそうです。(※鉄分を摂取してすぐにドーパミンが出るわけではありません)

<鰹のたたきでドーパミン分泌を促す!>
この時期にオススメなのが、鰹のたたき。ドーパミンは、「鉄分」の他に「たんぱく質」「ビタミンB6」を主な材料として作られます。鰹はその3つを豊富に含むドーパミンを作るのに有効な食材。さらに、おいしいものを食べると脳が喜んでドーパミンがさらに出るので、新鮮な旬の鰹はドーパミン分泌に効果的だそうです。

<鉄分が多い食材>
鉄分は、鰹の他にもレバーや赤身肉、アサリやシジミなど貝類にも豊富に含まれています。ホウレン草や小松菜などの野菜にも豊富に含まれているそうです。(※肝機能に障害がある人は摂り過ぎに注意してください)

「ドーパミン」ドバドバポイント(3)チューリップ畑

<チューリップ畑とドーパミンの関係>
脳内では「腹側被蓋野(ふくそくひがいや)」という場所でドーパミンが作られます。嗅覚はその近くにある「海馬」で認識するので、花などのいいニオイを嗅ぐと腹側被蓋野が刺激されドーパミンの分泌が促されるそうです。

<ドーパミンが出る香り>
先生のオススメは「ローズマリー(ハーブ)」の香り。香り成分のロスマリン酸にドーパミンを増やす効果が期待できるのだとか。さらに、ロスマリン酸は認知症予防効果も期待できるそうです。

<ドーパミン以外の幸せホルモン「オキシトシン」>
オキシトシンは、愛情ホルモンとも呼ばれ人や動物と直接触れ合うことで多く分泌されます。ストレス軽減・血圧の安定・睡眠の質向上など様々な効果が期待できる幸せホルモンなのだとか。今回番組でチューリップ畑を訪れたところ、ドーパミンだけでなく、オキシトシンの数値も上昇したことを発見。先生によると、チューリップ畑を見て優しい気持ちになったことでオキシトシンの分泌が促されたと考えられるそうです。

「ドーパミン」ドバドバポイント(4)パターゴルフ

パターゴルフは、「ナイスショット!」と褒められることや軽い運動効果でドーパミン分泌が期待できるそうです。

第3の幸せホルモン「セロトニン」

<セロトニンについて>
「セロトニン」は、気分を安定させる幸せホルモン。リラックスした状態の時に多く分泌されるそうです。

<睡眠不足の人に特にオススメ>
セロトニンを分泌するのに先生オススメの方法は「足湯」。セロトニンは、眠りを促すホルモン「メラトニン」の材料の1つ。夕方にセロトニンを増やすことで夜にメラトニンの量が増えて自然な眠りに導いてくれるのだとか。また、良質な眠りは次の日のドーパミン分泌を促してくれるそうです。

(2025年5月18日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)

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