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焼き鳥じゃない「鶏焼き」!?タレが決め手の「五平もち」も  三重&岐阜で愛される知る人ぞ知る絶品フードの秘密とは?

焼き鳥じゃない「鶏焼き」!?タレが決め手の「五平もち」も  三重&岐阜で愛される知る人ぞ知る絶品フードの秘密とは?
CBCテレビ『チャント!』食べなきゃ損する!愛されフード

その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている!その町で生まれ、根づく“愛されフード”。CBCテレビの加藤愛アナウンサーが全力で調査します。今回は、三重県鈴鹿市の『なおべぇの鶏焼き』と岐阜県中津川市の『ぽん太の五平もち』です。

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「いろんな部位があってすごくいい」焼き鳥じゃない“鶏焼き” 

CBCテレビ『チャント!』食べなきゃ損する!愛されフード

鈴鹿市の“食べなきゃ損する愛されフード”として地元民が教えてくれたのは、「なおべぇの鶏焼き」。焼き鳥ではなく“鶏焼き”と呼ばれるこのメニューは、2014年にオープンした『なおべぇ』の看板メニューです。

CBCテレビ『チャント!』食べなきゃ損する!愛されフード

店内に一歩入ると食欲をそそるいい匂い!テーブルで焼かれているのは、串に刺さった焼き鳥ではなく、網の上で焼く若鳥のもも肉。味噌味としょうゆ味の2種類があります。

鶏専門の焼肉というスタイルは珍しいですが、三重県松阪市では昔から鶏を飼っている農家が多く、産卵期を終えた鶏を七輪で焼いて食べる習慣があり、今ではご当地グルメとして有名になったのだとか。

CBCテレビ『チャント!』食べなきゃ損する!愛されフード

店主の岡崎さんは20代の頃、三重県の紀北町で鶏焼きと出会い、その美味しさの虜になり毎日のように通ったそう。「紀北町の方で出会って一目惚れして鈴鹿でも広めたい」と、好きが高じて自らお店を開いたのです。

心臓や白肝などの珍しい部位も!2種類のタレで味わう鶏焼き 

CBCテレビ『チャント!』食べなきゃ損する!愛されフード

こんがり焼けた鶏焼きを2種類食べ比べしてみると、まず味噌は「ものすごく柔らかくて、味がしっかりしています。味噌のコクとちょっと焼けて香ばしい感じが最高です」と絶賛。一方のしょうゆ味は「全然違いますね。香ばしさがあって、食べた後にさっぱりしている感じ」と、それぞれの味わいが楽しめます。

なおべぇの味噌ダレは、岡崎さんが惚れ込んだ紀北町のお店から取り寄せているもの。一方、しょうゆダレは自家製で、紀北町の醤油に赤ワインやレモンなどを合わせた自信作です。

CBCテレビ『チャント!』食べなきゃ損する!愛されフード

さらに人気の秘密はもう一つ。なおべぇで食べられるのは『若鳥もも』だけではありません。心臓、軟骨、鶏の腹筋にあたるハラミ、首周りのせせり、お尻の骨周りの肉・ぼんじり、他にも砂肝、白肝など珍しいいろんな部位が楽しめるので、まさに「食べなきゃ損」なんです。

木の実系の味がぎっしり!休日には1000本売れる五平もち 

CBCテレビ『チャント!』食べなきゃ損する!愛されフード

続いて向かったのは岐阜県中津川市の『ぽん太の五平もち 本店』。休日には1000本近く売れるという人気店です。

中津川市周辺の五平餅は団子型が主流。タレにこだわったというご主人の福嶋さんが作る五平餅は「ちょっと食感が残ったお米」と「木の実系の味がぎっしり」のタレが絶妙なバランスです。

CBCテレビ『チャント!』食べなきゃ損する!愛されフード

特にこだわったのはタレ。クルミ、落花生、ゴマを中心に香ばしさを際立たせるため、それぞれを丁寧に手擦り。最後にザラメ、醤油などと合わせていきます。一鉢分を作るのにかかる時間は、実に2時間以上と手間暇かけています。

CBCテレビ『チャント!』食べなきゃ損する!愛されフード

子供だけでなく大人にも人気のこの五平餅が生まれたきっかけは、福嶋さんの長男の誕生。子供たちとの時間を作りたいと、大好きな五平餅の店を恵那市で始めました。

その五平餅がたちまち評判となり、地元中津川から熱いオファーを受け、3年前に本店を移転。今では2人のお子さんが店に来て手伝ってくれるという、まさに家族で育てる“愛されフード”です。

鶏焼きも五平餅も、単なるおいしいものではなく、作り手の熱い思いが詰まった地元の宝でした。

CBCテレビ「チャント!」2025年5月16日放送より

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