熱すぎるのが魅力?鳥取県三朝温泉の「株湯」
毎週木曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、温泉好きの高田寛之アナウンサーが全国のおすすめ温泉を紹介しています。8月8日の放送で紹介したのは、鳥取県三朝温泉の共同浴場「株湯」さまざまな温泉宿が立ち並ぶ三朝温泉の中でも、高田アナがイチ推しの「株湯」とは、いったいどんな温泉なのでしょうか?
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三朝温泉までの距離はCBCラジオのある名古屋市中心部から379キロ。
クルマを使った場合の所要時間はおよそ4時間42分。
一方公共交通機関だを使う場合は、新幹線で兵庫県の相生まで行って在来線に乗り換え。鳥取県の倉吉で下車してバスで20分。名古屋駅からの所要時間は4時間30分ほどです。
高田「三朝温泉は古くからの旅館も多いんですが、今回ぜひともお話したいのが三朝温泉の共同浴場の『株湯』という浴場です」
高田アナが最後に三朝温泉に訪れたのは15年ほど前。その時の「株湯」は木造で、よく言えば歴史ある建物だったそうです。
年季を感じる浴槽と、年季を感じる建物と三朝ならではの熱いお湯が魅力だったとか。
誰もが楽しめる
そんな「株湯」が建て替えられたという話を聞き、現地へ足を運んだ高田アナ。
高田「なんとなく駐車場は面影があるんですが、建物はびっくりするほど変わってました」
外には、以前にはなかった屋根付きの無料の足湯と飲泉のスペースがあって、賑わっていたそうです。
400円の入場券も昔はなかった券売機で購入です。
高田「すっかり別の建物になって本当に奇麗です。古めかしい建物は苦手というむきにも、今の株湯は楽しめますのでぜひ行ってください」
お湯は元のまま
外観だけでなくもちろん内部もリニューアル。木造りの近代的な脱衣場に、浴場には以前はなかったシャワーも完備。
昔は2人入ればいっぱいだった浴槽は、3~4人は入れる大きさになったそうです。
建物を新しくすると、ついでにお湯も循環にしてしまうところもあるそうですが…。
高田「『株湯』のお湯は変わってません。湯は相変わらずいいですね。かけ流しで本当に素晴らしいお湯だと思いました」
他の旅館からも入りに来る
源泉温度は51度で、泉質は単純弱放射能温泉。放射能成分を含んでいるので、入るだけでなく、気化した温泉を吸い込むのも効果があるんだとか。
浴槽は43度ほどでかなり熱め。
入浴前に受付の女性が初めて来た客に「ここは熱いので気をつけてください」と説明するほどの熱さだそうです。
湯は無色透明で肌にはツルツルです。放射能泉らしく、少しツンと鼻に来る独特な香りがありますが、それほど癖が強くないので、これも楽しめるそうです。
「ひょっとしたら、一時的に混んでくる時間帯があるかも知れない」と高田アナ。
高田「温泉ファンですと、旅館に泊まっても、やっぱり三朝温泉に来たなら『株湯』に一回は入らないと、という方もいるでしょうから。私がそうなように」
熱さに注意
高田「熱いのさえ我慢すれば、温泉初めての方でも楽しめると思います。言うときます。本当に熱い湯です!長湯はできませんよ」
以前高田が『株湯』を訪れたのは30代の頃。長湯しすぎて湯あたりして外に出た後、駐車スペースでへたりこんでしまったそうです。
高田「これが湯が熱いからなのか?それとも温泉の効能によるものなのか?よくわかりませんが、あんまり長湯しない方がいいと思います。
熱い湯だからいっぺん冬場に行ってみたいと思うんですよ。ただマイカーがノーマルタイヤ専門ですので、チェーンとか雪の装備が必要だと思います」
三朝温泉に行った際には、ぜひ入ってみて下さい。
(尾関)