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やっぱりファンは期待する。どうなる?中日・根尾昂投手のこれから

やっぱりファンは期待する。どうなる?中日・根尾昂投手のこれから

8月5日、韓国プロ野球チーム・起亜タイガースのコーチで、元中日ドラゴンズの中村武志さんがCBCラジオ『ドラ魂キング』に出演しました。今回ダイノジの大谷ノブ彦、加藤里奈とともに語ったのは、根尾昂投手について。4日にマツダスタジアムで行われた広島戦で3回を8安打6失点で降板しましたが、今後どうなるのでしょうか?

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根尾投手への意見

4日の広島戦での根尾昂投手についてメールが多数寄せられていました。

「立ち上がりの5失点は悪かったですが、尻上がりに良くなっていったようなので、もう少し投げさせてほしかったです。これで二軍へではなく、もう1、2回チャンスを与えてやって欲しいと思います」(Aさん)

「ドラゴンズファンは根尾に対して過保護と言うか、ファンの思うようになっていなくて不満が募っている様子がうかがえました」(Bさん)

先発投手の役割としては、厳しい視点で見なければいけないにも関わらず、「根尾君、可哀想。野手に戻してあげて」などの声が多かったそうです。

もう一度チャンスを

根尾投手について、大谷はどう見たのでしょうか?

顔つきと先頭打者へのフォアボールを見て、硬い状態で試合に入ったと思ったそうです。初回は二塁への送球ミスもありました。


大谷「ところが2回以降、ほぼ安打を許してなくて、割と良いピッチングができてたと思うんですよ」

試合後の立浪監督のコメントは「二軍で真っ直ぐの精度を上げてきて欲しい」というものでした。

これに対して大谷は、根尾投手は二軍ではいいピッチングをしてきたことを踏まえ、「ピッチング云々よりもメンタル面が問題なのでは?」と持論を展開。

大谷「僕は二軍でやることはないと思うので、もう1回ホームで投げさせてみてもいいんじゃないかと思うんです」

中村「今シーズンはずっとローテーションで回してもいいんじゃないかなと思います」

中村さんも大谷の意見には賛同のようです。

チームの勢いのカギ

「素人目から見ると、守りに入った投球のような、思い切りのなさを感じたんですが、根尾投手の投球自体はどう思いましたか?」(Cさん)

中村「まだ投手としての経験が少ないので、そこを判断するのは非常に難しいですね」

ファンの期待はあれど、まだまだピッチャーとしてやるべきことがたくさんあるそうです。

大谷「根尾君がこうやって語られることが期待されている証拠です」

この日は、根尾投手に関する投稿が一番多かったそうです。

大谷「根尾投手を主力の選手にするということが、チーム全体の勢いに繋がる気もするんですけどね」

中村「彼は何か持っている。根尾投手が勝つ1勝は、雰囲気とか意味合いが違ってきますよね」

経験を積んで欲しい

「名捕手だったという中村武志さんに質問があります」(Dさん)

挑戦的に始まったDさんのおたより。
「ひとつの回に、ピッチャーが何本もヒットを打たれている時、キャッチャーはどんな気持ちですか?」との質問です。


「いつ終わるかわからない場面、ピッチャーもキャッチャーも大変ですよね」(Dさん)

根尾投手の時のキャッチャーは石橋康太捕手でした。「監督は息の合うバッテリーにした」と推測する中村さん。しかし…。

中村「いかんせん若いふたりなので、そういう流れになってくると歯止めが利かない」

「こんな時は何をやっても頭の中が真っ白」と、自身の経験を語る中村さん。

中村「根尾投手も石橋捕手も、そういう時どうすればいいかを一軍で学んでいって欲しい選手です」

久しぶりの登板に熱い関心が寄せられる根尾投手。やはり今後の動向も気になります。
(尾関)

 

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