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残り14試合でグランパスに期待することは?

残り14試合でグランパスに期待することは?

8月7日からJ1リーグが再開しますが、リーグ戦も残り14試合となりました。名古屋グランパスにとっては、少しでも順位を上げ、ルヴァン杯優勝を狙う必要があります。8月5日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、城所あゆねが残りシーズンに期待することについて、リスナーとともに考えました。

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偉大な守護神の移籍先

グランパスは、8月7日にアウェイのサンガスタジアム by KYOCERAで開催される、J1リーグ第25節・京都サンガF.C.戦からのスタート。

残り試合も少なくなってきた中、まずはチーム守護神GKミッチ・ランゲラック選手に関する話題です。
すでに今季限りでの退団は発表されていましたが、追加で2025年シーズンからメルボルン・ビクトリーFC(オーストラリア)への完全移籍がリリースされました。

「(日本代表だった)元GK楢﨑正剛さんの後をよく守ってくれたと思います。何度も危機を救ってもらいました。ミッチ(ランゲラック選手の愛称)、ありがとう!」(Aさん)

城所「本当にそう!7年間もGKで悩まなくて済むチームなんて普通ないと思います」

ランゲラック選手は「ファンに対して誠実でありたい」と、異例の形で先に退団と次の移籍先を発表。もともとオーストラリア代表GKを経験し、古巣のメルボルンへ戻るということもあって、サポーターからは寂しさと同時に感謝の声が多数あがりました。

今季はキャプテンも務め、長い間グランパスのゴールを守り続けた守護神の後を継ぐのは誰でしょうか?

ベストメンバーで試合に臨んでほしい!

また、「残りシーズンのグランパスに期待することは?」という質問に寄せられた中で、最も多かったのがこの意見でした。

「ベストメンバーで試合に臨むことです」(Bさん)

今季の開幕戦から負傷者が多く、常にベストメンバーを組むことができていないグランパスにとって、ベストメンバーで試合に臨めたケースはリーグ戦・カップ戦ともにほぼ皆無。

城所もベストメンバーでの試合を観たい思いは同じです。

城所「ケガ人がいない状況って、今季は本当になかった。全員ベストな状態から選べる状況になってほしいですよね」

さらに「新加入選手と既存の万全な状態の選手の組み合わせが見たいです」(Cさん)との意見もありました。
長谷川健太監督だけでなく、サポーターも今季はケガ人の多さに泣かされてきたことが伺えます。

ランゲラック選手の花道を飾りたい!

もうひとつ、多かった意見は…。

「GKランゲラック選手の最高の花道として、ルヴァン杯を3年振りに奪還したい!あと先制されても逆転勝利が見たい」(Dさん)

勝利に飢えているのと同時に、チームに多大な貢献をしてくれたランゲラック選手の退団に少しでも花を添えたいという気持ちが伝わってきます。

城所「先制されてそのまま負ける試合より、逆転してサポーターが盛り上がるのが見たいね」

今季は、先制されると弱いグランパス。逆転勝利は数えるほどしかありません。
また、何よりランゲラック選手にとってもルヴァン杯は特別なものです。

2018年に加入後、神がかりなセーブを連発し2021年にはクラブ史上初となるルヴァン杯優勝に貢献しました。

J1リーグの連続無失点記録、1シーズンにおける歴代最多21試合のクリーンシート(無失点)達成、2023年5月にクラブの外国籍選手におけるJ1リーグ通算出場数で歴代1位など、チームのレジェンドであるドラガン・ストイコヴィッチ氏に並ぶ偉業を達成しています。

ランゲラック選手はこう語っています。

「この決断(メルボルン移籍)を皆さんに知ってもらうことで、無駄な気を散らすものを取り除いて、名古屋でのプレーに専念し、今シーズンのクラブの成功に全力を注ぎたいと考えています」

ひとつでも勝利を積み重ねたいところです。
(葉月智世)
 

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