ニコニコ復活!「ボカコレ」がなくなったらどうなった?

ニコニコ復活!「ボカコレ」がなくなったらどうなった?

6月にサイバー攻撃を受けて閉鎖されていた投稿ポータルサイト「ニコニコ」が、8月5日15時にサービスを再開しました。その間、今月予定されていた「ボカコレ2024夏」の休止が発表されましたが、その代わりに「ぼがえり2024夏~~1回限りのボカロ夏祭り~」という企画が9日から9月2日まで開催されています。8月11日放送のCBCラジオ『RADIO MIKU』では、パーソナリティの清水藍がこの企画に投稿された楽曲を中心に紹介します。

おかえりなさい

ニコニコがサービスを復活した5日15時の瞬間、清水は万全の態勢で会社のデスクに座っていたそう。
待ちわびていたファンのアクセスが集中し、アクセスしにくくなったことも話題になりました。

清水「ニコニコ動画の視聴も許される仕事だから、CBCラジオっていい会社だなと思います」

嬉しさのあまり、番組公式X(旧Twitter)から「おかえりなさい!!!!!!!!待ってたよ!!!!!!!」(原文ママ)とポストした記録も残っており、当日の興奮ぶりが際立つ結果となりました。

そんな呑気な発言に対し、番組プロデューサーは「そんな素敵な職場じゃない。地獄だ」と突っ込みました。

「ぼかえり」デビューの新人曲

復活したニコニコでは、様々な投稿イベントが開催されていますが、そのひとつが「ぼかえり2024夏 ~1回限りのボカロ夏祭り~」。
本来は今月初旬に開催される予定だったボカロ楽曲投稿祭『ボカコレ2024夏』が休止されましたが、この企画には多数の楽曲が投稿されています。

まず番組では、このイベントがボカロPデビューというシノミラグラさんによる「chu!タツノオトシゴ」(feat.初音ミク)をオンエア。

このイベントの開催が告知された際、SNSで事前に「こんな曲を投稿します」と予告するボカロPが多かったようです。

清水「過去『ボカコレ』に投稿された全曲チェッカーの経験もある私としては、せっかくイベントが開催なら存分に楽しもうということで、事前予習をしっかりしたんです」

「chu!タツノオトシゴ」のサビは、一度聴いただけで歌えるようになるキャッチ―なメロディ。中華テイストの効いたアレンジやイラスト、MVの出来も推す清水です。

同じことを考えた?

続いてオンエアされたのは、「ボカコレなくなったからべつに曲作らなくてもいいかぁ」(Sophie feat.初音ミク)。

前回「ボカコレ」が延期とアナウンスされていた時点で、曲作りの進捗がゼロだと語った清水は、このタイトルに同感だった模様。

清水「ボカロリスナーとしては、曲がたくさん聴けるからうれしいんですよ?もし、メディアパートナーの話があったらヤバかったよね」

『RADIO MIKU』は2021年秋以降、ボカコレのメディアパートナーとしてPRに協力しつつ、その任務とは別に楽曲投稿も続けています。

この曲を作ったSophieさんの名にに見覚えがあったという清水。
実はちょうど一年前、この番組で「ボカコレ2023夏」の参加曲「ランペイジ・ハートビート」を紹介したことがあったのです。

その後、名古屋のクリエイターということも判明。「ランペイジ・ハートビート」の概要欄には「RADIO MIKU 2023/08/25の回で紹介されました~嬉しい!!」とありました。

現在、再生回数もかなり伸びていて「ぼかえり」のランキングでも上位に入っているとか。
「名古屋からボカロシーンを一緒に盛り上げていきたい」と語る清水でした。
(葉月智世)

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