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条件よりも“心地よさ”。婚活市場で「年の差」が縮まっている意外な背景とは?

条件よりも“心地よさ”。婚活市場で「年の差」が縮まっている意外な背景とは?
CBCテレビ me:tone編集部

「年の差ってどのくらいが普通?」「年上男性は本当に安心?」
婚活の現場では、かつて主流だった“年の差カップル”の傾向にも変化が見られ、今は“近い年齢”の結婚が増えているといいます。

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成婚データから見えた最新のトレンドと、どのくらいの年齢差が幸せを掴みやすいのか、その実態を探ってみました。

年の差はどれくらいが主流?変わりつつある婚活のリアル

「隣の女性」のリアルな本音を伝え、「今」を生きる女性たちを応援したい――。
そんな思いからCBCテレビが立ち上げたのが、「me:tone編集部」です。今回は、婚活業界で長く現場を見続けてきたブライダルサロンbouquetの佐藤香織さんに、理想の年齢差について話を伺いました。

婚活現場において「理想の年齢差」は、時代とともに少しずつ変わってきていると佐藤さんは話します。

me:tone編集部:「今の平均的な年の差はいくつくらいですか?」
佐藤さん:「最近は2歳差くらいの方が多かったですね」

2024年の成婚データでも、上下2歳差が多い傾向にあると続けます。以前は4〜5歳差のカップルが一般的でしたが、最近はより年齢の近い者同士で成婚に至るケースが増えてきているそうです。

とはいえ、婚活の形も多様化している今、10歳以上の年の差カップルももちろん存在します。
大切なのは数字そのものよりも、その関係の中でお互いがどう感じているか。
年齢差はあくまで一つの要素に過ぎないのかもしれません。

出典元 IBJ結婚みらい研究所 2025年成婚白書

「男性が年上」の安心感と、意外なハードル

一般的にイメージされやすい「男性が年上・女性が年下」のカップル。経済的に安定している男性と、若い女性という組み合わせは今も少なくありません。

大人の余裕や包容力に惹かれる女性も多く、「安心感がある」という声が目立ちます。佐藤さんは、結婚後の生活や子育てを見据えたとき、落ち着いた環境を築きやすい点も魅力のひとつだといいます。
一方で、年齢差が大きい場合には現実的な壁もあります。

me:tone編集部:「10歳ほど上となると難しさを感じる場面はありませんか?」
佐藤さん:「年齢差が大きいと、男性と女性の親御様の年齢が近くなる場合があります。そのため、最初は親御さんに反対されるケースも見受けられますね」

親の理解を得るまでに時間がかかることもあり、二人の意思をしっかり伝える必要があると佐藤さん。
それでも年齢差を超えて惹かれ合い、お互いを思いやり穏やかな関係を築いているカップルも多く存在していると続けました。

CBCテレビ me:tone編集部(adobe fireflyで作成)

「女性が年上」の関係にある、やさしいバランス

そして、最近少しずつ増えているのが、「女性が年上・男性が年下」のカップルです。
この関係性には、どこか柔らかい空気感があると佐藤さんは感じています。しっかり者の女性と、穏やかで優しい男性。そんな組み合わせが多いという印象をもっていました。

佐藤さん:「女性を気遣ってくれる男性が多いですね。喧嘩してもきちんと話し合いができて、仲の良いカップルが多い印象です」

ただし、現実的な視点も欠かせません。男性の年収が女性より低いケースもあり、将来設計についての価値観のすり合わせが重要になります。

「好き」という気持ちだけで進めるか、「現実」も含めて納得できるか。そのバランスが関係を続ける鍵になります。佐藤さんは、共働きが前提の現代において、年収の差そのものよりも『金銭感覚や生活感の一致』『家事・育児への協力姿勢』が決め手になるケースが増えていると言い添えました。

CBCテレビ me:tone編集部(adobe fireflyで作成)

なぜ今、年齢差は“縮まっている”のか

ではなぜ、近年は年の差が縮まっているのでしょうか。

佐藤さんが挙げる理由のひとつは、「親しみやすさ」「気楽さ」。同世代であれば初対面から自然体で話しやすく、距離が縮まるスピードも早いと感じる人が多いといいます。
育ってきた時代や価値観が近いため、共通点を見つけやすく、「分かり合える感覚」が生まれやすいのが特徴です。

また、結婚後のライフプランを現実的に考える人が増えていることも背景にあります。子どもを望む場合、自分たちの年齢を意識する機会が増え、自然と近い年齢の相手を選ぶ傾向が強まっているようです。

かつては年収などの条件が重視されがちでしたが、今はそれに加えて「お互いに話し合いや相談ができる関係」「一緒に過ごす時間の心地よさ」が大切にされているのかもしれません。

CBCテレビ me:tone編集部(adobe fireflyで作成)

me:tone編集部は今回の取材を通して、成婚カップルの年の差が時代と共に近づいていることを知りました。今、最も求められているのは「気持ちに寄り添ってくれるかどうか」。何気ない会話の中で感じる共感や、将来の不安を二人でどう共有していけるか。そんな自然体でいられる夫婦像こそが、現代の理想なのかもしれません。

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