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台風は沖縄県に“上陸”しない!?意外と知らない「台風」の豆知識をご紹介

台風は沖縄県に“上陸”しない!?意外と知らない「台風」の豆知識をご紹介
CBCテレビ:画像『チャント!』

8月に入り、台風が相次いで日本列島に近付いています。今回は、意外と知らない「台風の豆知識」を分かりやすく解説。これをまとめれば自由研究の課題に生かせるかも!

意外と知らない!台風の予報円の見方を解説

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まずは「予報円」の豆知識、「台風進路図」の見方をご紹介します。台風の中心はバツ印で表し、周りを2つの円が囲うように描かれます。黄色い円は風速15メートル以上の「強風域」、赤い円は風速25メートル以上の「暴風域」、黒い円が台風の「予報円」です。

予報円の中を台風の中心が通る確率は70%!つまり、30%は予報円を通らない可能性もあります。

より先の予測になるにつれて予報円は大きくなる傾向にありますが、「円の大きさ」イコール「台風の大きさ」ではありません。先のことは予測が難しいため、範囲が大きくなっていきます。大きければ大きいほど予報は変わりやすくなっていると読み取ることができます。

予報円の進路に合わせて赤色で囲まれた範囲は「暴風警戒域」。暴風域に入る可能性があることを示しています。

日本に「ハリケーン」は来ない!?

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「台風」という呼び方は、日本の地域限定。世界各地の発生場所によって、呼び方は異なります。日本の近くで発生した場合は台風ですが、同じ太平洋上でもアメリカの近くで発生した場合は「ハリケーン」と呼ばれます。また、インド洋や南半球で発生したものは「サイクロン」です。台風を英語にするとハリケーンではなく、「タイフーン」なので注意!

台風は発生場所によって渦の巻き方も異なります。北半球は反時計回り、南半球は時計回りに渦を巻きます。

台風は沖縄県には“上陸”しない!日本で最も台風が上陸した県とは?

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台風がこれまで最も上陸した県は、意外にも「鹿児島県」。小さな島を横切る場合は「通過」という表現を使うので、沖縄県の上陸回数は0回!日本だと「上陸」するのは、北海道・本州・四国・九州のみになります。台風の上陸数ランキングを見ていると、1位は鹿児島県、2位は高知県、3位は和歌山県。愛知県は7位です。

台風の日本名は「星座」から付けられる!

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日本では50年以上前から、1号、2号など番号で呼ぶ風習があります。しかし、実はアメリカのハリケーンに「カトリーナ」や「オードリー」などの名前があるように、台風にも名前が付けられており、14の国などが、合わせて140個の名前を出し合っています。2023年8月上旬に発生している台風6号の名前は、タイの果物から付けた「カーヌン」。台風7号はアメリカが決めた「嵐」という意味の「ラン」です。

日本が決めた台風の名前には、「トカゲ」という面白いものも。日本が提案した10個の台風の名前は、トカゲ、ウサギ、クジラなど、すべて星座に由来しています。

意外と知らない台風の豆知識。知識を深めるとともに、災害に備えておくのも忘れずに!

CBCテレビ「チャント!」8月9日放送より

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