築60年の古民家を約160万円で購入!移住夫婦が三重・名張市で挑む“夢のお店づくり”の裏側とは?

東京から三重県名張市へ移住し、築60年の古民家を約160万円で購入した福井さんご夫婦。建築の知識ゼロから挑んだセルフリノベーションで、夢だった飲食店を7ヶ月かけて手づくりしています。今回は、よしお兄さんが現地を訪れ、夫婦の挑戦と名張市での新生活に密着しました。
動画をきっかけにセルフリノベーション!夢の店づくり挑戦

建築中の古民家を訪れると、作業着に身を包んだ福井さん夫婦の姿が。この日も建築士の方と一緒に、黙々と店づくりに励んでいます。
(福井俊彦さん)
「飲食店をオープンしようと思って、夫婦と建築士の方と3人で自分たちのお店を作っています」
(よしお兄さん)
「もともと建築の仕事をされていたのですか?」
(福井俊彦さん)
「いや、まったくですね。YouTubeで見るくらい。楽しそうだなと思って」

動画を見たことがきっかけで、リノベーションを始めたという福井さん。築60年の古民家をインターネットで見つけ、およそ160万円で購入。建築士に協力してもらいながら、夫婦の夢だった自分たちのお店を、7ヶ月かけて作っています。
大変な作業さえ楽しむ!リフォームの様子をSNSで発信

店内では、奥さんのけいさんが漆喰塗りに挑戦していました。
(福井けいさん)
「最初に塗ったところは結構ガビガビで…」
(よしお兄さん)
「あえてではないんですね!」
(福井俊彦さん)
「“味”という感じで」
(よしお兄さん)
「温かみを感じる空間になりますよね!」
キッチンエリアでは、よしお兄さんもビス(ねじ)打ち作業に挑戦!
挑戦したよしお兄さんですが、電動工具からは“パオーン”という象の鳴き声のような音とともに失敗。難しく大変な作業ばかりの中でも、福井さん夫婦は楽しみながら店づくりを進めています。

2階はギャラリースペースとして活用。イラストレーターの奥さんと写真が趣味のご主人の作品を展示する予定です。さらに、店が変わっていく様子をInstagramで発信。同じように挑戦をする人を増やしたいと考えているそう。
移住先として名張市を選んだワケとは?

そもそも移住先として名張市を選んだ理由について、奥さんのけいさんが語ります。
(福井けいさん)
「私がもともと名張出身で、家族でもっと過ごしたいなと思っていた。自分たちで店ができたら子どもたちとの時間も取れるかなって」
(福井俊彦さん)
「子どもたちはやっぱり、おばあちゃんとおじいちゃんといられてすごく楽しそうです」

豊かな自然も移住の大きな理由とのこと。お気に入りの景色を見渡せる場所で、福井さんは東京ではできなかった生き物採りを楽しんでいます。
(福井俊彦さん)
「(子どもと一緒に)生き物を採っています。向こう(東京)ではできなかったことを楽しんでいます」
お店は「うぐいす食堂」という名前で10月30日にオープン予定。とんてきやオムライスなどが食べられるそうで、地域の新たな憩いの場として期待が高まっています。

(よしお兄さん)
「本日の推しどころキャッチコピー!『苦悩も醍醐味!夢叶う移住』」
夢に向かって挑戦する福井さん夫婦の姿は、多くの人に勇気と希望を与えてくれます。
CBCテレビ「チャント!」2025年10月15日放送より
番組紹介
